結城れいれいは勇者である

ポケモンランクバトル使用構築

【SVシングルS12 最終181位 レート2027】ディンカイサーフ(アグレッサーモード)



みなさんこんにちは、れいれいにございます。

レギュEの2シーズン目であるS12お疲れ様でした!

今回はS12で僕が使用した構築を紹介します。

 

 

 

・使用構築&レンタルコード

・コンセプト

①ディンルーカイリューサーフゴーの相性補完を盾に多少強引な崩しを押し付ける。

カイリューに後投げされるポケモンに対してケアができる選出ができるようにする。

③ディンルー展開ができないときのサブプランを用意する。

・構築経緯

前シーズンでは終盤で急遽サイクル構築から対面構築に変更したというのもあって今シーズンは最初から対面構築をメインに使ってみようと決めていて、炎ポン・ウーラオスカイリュー・ガチグマのような所謂よくあるスタンパのようなパーティを使っていて一番思ったのが「ディンルー展開がきつい、どうやってもぐちゃぐちゃにされる」だった。

今思えばどのシーズンでも僕はディンルーがきついきついと言いつつも、どこかなあなあにしていた気がする。

アニメのセリフの受け売りだが「人は自分で経験したことでしか本当の意味で理解しない」とのことなので、単純にこの環境に多いスタンパに刺さりそう&相手がどうディンルーをかわしてくるかを見て実感するという2つの目的を持ってしばらくは自分自身がディンルーを使い込もうと決めた。

 

と、かっこよく意気込んでおいてさっそく他力本願なのだが本当に毎度毎度名前を出させてもらっているしざよさんが数日前に上げていたディンルーの動画をチェックし何度も何度も見直した。

www.youtube.com

 

始めはレンタルを使っていたがその後、努力値調整・技構成・テラスタイプなどを自分好みにアレンジしたパーティがこんな感じ。(僕のランクマ配信シーズン12 #5 で使っていたもの)

元々オーガポンは電光石火を入れた型を使っていたが前期の上位構築の影響で渦アンコカイリューが序中盤めちゃくちゃ増えていた&甘えるハバタクカミと相性がいいという事で前期使っていたHBベースの身代わり剣舞に変更した。

 

ディンルー展開に前シーズンで強かった動きを取り入れつつディンルー・ハバタクカミ・オーガポンをメインの選出として運用していたが、S11とS12で大きく変わった点がいくつか存在していて特に目についたのは

 

①HBベース残飯orお盆のあくびガチグマが型としてもはやテンプレ化していた

増えるとは思っていたがまさかここまでとは・・・という感じ。

 

②トドロクツキをエースにした展開構築の大量発生

前シーズンもそれなりにいたが今シーズンはその比じゃない程いた。

 

③水ポンの増加(競合するフォルムがあるためトドロクツキ程の増加ではないが)

これは予想通りではあるがディンルー展開をする上では最大の障害となるポケモン

 

 

ディンルー・ハバタクカミ・オーガポンを主軸にしていると③はともかく①と②は割と大問題で

①関してはディンルーがガチグマにあくびをされた場合サーフゴー以外のポケモンでは引き先になれず眠らせるか1匹切るかの択になることが多くどちらにせよ多大な被害を被る。

②に関してはこの技構成のオーガポンでは安定しなく(相手視点もじゃれつくがあるかどうかの択になる)別の選出をすることになるがどちらにしても「トドロクツキに絶対舞う隙を与えない」なんて上級プレイングができるわけでもないので舞ったトドロクツキを切り返せる駒が欲しい。

 

以上のことを踏まえほんの少し改良したのが最終的に使っていたこちらのパーティ(見た目はさほど変わっていないが動かし方がかなり変わる)

トドロクツキやオーガポンに対して切り返しを行えるABベース鉢巻カイリューを採用

元々入ってはいたが、HDベースの眼鏡サーフゴーをあくびガチグマに対する切り返しとし基本選出に組み込み、ディンルーサーフゴーとタイプ上の補完が取れているカイリューをそのままスタンパに対する基本選出として運用することにした。

 

始めはステロ要員+鉢巻&眼鏡というこんな冗談みたいな選出が機能するのかと不安しかなかったが、神速でこだわったノマテラカイリューに投げられる筆頭のハバタクカミやサーフゴーに対して後投げが可能なHDメガネサーフゴーの相性が思いの外よくうまくハマってくれた。これに関してはそこまで考えて組んだわけではない偶然の産物。

 

ディンカイサーフの並び自体は有名で構築も無数に存在するが大体はカイリューとサーフゴーのどちらかが残飯やゴツメを持った絡め手を使うパターンが多くそういった動きに対する対処ができる人はたくさんいるはずだが、鉢巻&眼鏡の意味わからん火力の波状攻撃を受けることへの耐性がついてる人はそう多くなく普通にめちゃくちゃ刺さった。

 

あと地味な変更点だが、ウーラオスを意地→陽気に変更した。

オボンコノヨザルの努力調整の主流が準速ウーラオスを意識したものなのか準速でも当然のように上から殴ってくるための変更。

 

ウーラオスの技構成に関してはドレパンorインファかなど、剣舞orフェアリーやオーガポンに抜群をつける毒突きかなので議論の余地はあるがこの形で一旦構築の完成とした。

 

・個別紹介

性格:わんぱく 特性: わざわいのうつわ

実数値(努力値)H261(244) A130 B187(196) x D109(68) S65

B A特化ウーラオスの水流連打・インファイトをオボン込みで2耐え

D C特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース13/16で耐え(乱数1発 18.75%)

 

鹿の化け物。主に初手出しで荒らしてもらう。ウーラオスやパオジアンと対面した際は大体テラスを切っていた。うまくいけばステロを撒いた上で対面突破するという理想的展開を作れた。

ただステロ撒きの宿命ではあるがアンコールやトリックには細心の注意を払う必要はある。自分が使っていてカイリューのアンコールやサーフゴーのトリックは大体予知できるが、一番やられて困るのが炎オーガポンでのアンコールや挑発。初手での対面でやらると試合が一気に終わりかねない上にそこまで警戒できないのがきつすぎる。

あとは水テラスで使っていたからなのもあるがパワーウィップ持ちの剣舞オーガポンもかなりきつい、普通に飛ばされる。

剣舞電気テラスパオジアンの増加など向かい風な部分もあったが水ラオスに強い点と汎用性を担保したままメガネイーユイに強くなれるのは水テラスの強いポイント。

取り巻きに次第でテラスのカスタマイズ性が広いのがこのポケモンの良さだと思う。

 

 

 

性格:いじっぱり 特性: マルチスケイル

実数値(努力値)H175(68) A202(236) B140(196) x D121(4) S101(4)

HB A特化カイリューの+1ノーマルテラス神速×2をマルスケ込みでほぼ2耐え(瀕死率0.39%)

  積んでいないトドロクツキ(Aブースト)の叩き落とすをステロを踏んだ状態で確定耐え

  テラスアクロバットだとステロ込みで乱数1発(56.25%)

A  余り(数値効率優先でA実数値を1削ってDSに振り分け)

 

ABベースの鉢巻カイリュー。しざよさんの前期の構築記事から配分を丸パクりした。

hassamuchuu.hatenablog.com

DLC以降スケイルショットカイリューの台頭もあり全体的にゴーストテラスが以前よりも少なくそれなりにストレスなくしんそくを押すことができた。電気テラスパオジアンの増加もこいつにとっては追い風要素だったかもしれない。AB振りによって相手のカイリュー・オーガポン・トドロクツキあたりにはかなり強くでることができた。

あと鉢巻カイリューといえばノマテラ神速や飛行テラバなんかが強く印象に残るがなんだかんだ逆鱗が強い(用量用法に気を付けさえすれば)

 

 

 

性格:ひかえめ 特性: おうごんのからだ

実数値(努力値)H191(228) x B116(4) C180(84) D129(140)  S111(52)

HD C特化イーユイの等倍メガネ火炎放射耐え

   臆病C252振りハバタクカミのムンフォ+シャドボを62.5%で耐え

S  ミラーや中速意識

C  余り テラス10万でドヒドイデを余裕を持って倒す

 

HDに厚めにしたメガネサーフゴー。こちらも例によって前期しざよさんが使っていた型を丸パクりさせて頂いたもの。

この構築での主な役割は赫月ガチグマのあくびをカットすることとカイリューの神速をカットするために出てくる筆頭のハバタクカミ・サーフゴーに対する切り返し。

特にカイリューがテラスを切っている場合に出てくるハバタクカミやサーフゴーが取ってくる行動は限られてくる。カミの場合はムーンフォースか電磁波や甘える等の変化技、サーフゴーの場合はゴールドラッシュか電磁波やトリックになるのでサーフゴーの後出しがかなり安定する。

この動きをするならもっとHDに厚く振った配分があり

hazall-poke.hateblo.jp

こちらの方が安定はするが、今の配分でも十分その動きができたのとこれ以上火力を落としたくないという思いもありこの配分のまま使い続けた。

 

 

性格:ようき 特性:ふかしのこぶし

実数値(努力値H175 A182(252) B120 x D81(4) S163(252)

 

対面駒兼ディンルーが出せないときの初手要因でもあった。

ディンルーを出したくなくなるのは相手のパーティにコノヨザルか水ポンがいるときで、こいつらはディンルーを咎めるためにかなりの高確率で初手にくるのでそいつらに対して五分以上の戦果を期待して出していた。

構築経緯でも述べたとおり準速のウーラオスを当然のようにオボンコノヨが抜いてくるので意地から陽気に変更した。副産物として準速メガネイーユイを上からワンパンしたりもした。

コノヨザルとの対面の場合はどうせドレパンで回復されるので初手剣舞から入っていた(たまにちゃんと耐久高いやつに耐えられる)

水ポン対面では初手暗黒強打を撃ち、不意打ち圏内まで削れるが迷わず2ターン目も暗黒強打を押していた(大体不意打ち読みの宿り木や交代をされるのと仮に普通に殴られてウーラオスが倒されたとしてもカイリューの神速の圏内なのでリカバリーできるため)

技構成は陽気にしてAが落ちた分ドレパンからインファに変更したが正解かはなんとも・・・

それと剣舞抜いて毒突きをいれようかとも本気で悩んでいた(剣盾の頃によくいた構成のやつ) フェアリーを殴れるのは魅力的だが剣舞がないと役割対象のコノヨザルに勝てなくなるというのもあり採用は見送った。

 

 

性格:ずぶとい 特性:こだいかっせい

実数値(努力値H161(244) x B115(236) C156(4) D156(4) S158

 

前期最終日使っていたのとまったく同じ型。相変わらずカイリューストッパーとしての性能は高いし、普通に使ってて汎用性も高くて使いやすいが相手のブーストエナジーハバタクカミが絶望的にきついのが弱点。

役割の重要度的にサーフゴーを優先して出していたがカイリューを出さない選出をする場合は必ずこいつが選出に絡んでくる程度のには出していたし活躍もした。

 

 

 

 

性格:わんぱく 特性:かたやぶり(おもかげやどし)

実数値(努力値H185(236) A146(44) B143(204) x D117(4) S133(20)

HB A121キョジオーン(4振り)のしおづけを身代わりが最高乱数切って耐え

  陽気パオジアンのつららおとし乱数2発(0.39%)ほぼ耐え

S 準速カイリュー抜き

 

この子も前期最終日に使っていた型をそのまま持ってきた。HBにかなり厚くしてるためいろんな攻撃を耐えてくれる。あと可愛い。

前期役割対象としていた赫月ガチグマが今期はHBベースだらけになったのとトドロクツキが増えまくった影響で活躍の機会は減ってしまったがディンルー展開ミラーだったりイダイトウ入り、あといかにもキョジオーンでサイクルしますよっていうパーティと当たった際に出し、出した試合はよく頑張ってくれていた。

型としてはかなり自分好みなので今後もちょくちょく使っていくと思う。

 

・主な選出パターン

多かったものを抜粋

 

・対スタンパ&トドロクツキ展開

 +  + 

大体これでいけた。ステロ展開+鉢巻&眼鏡の選出は最初こそ多少の難しさを感じるがほんの少し慣れるだけで案外いけるじゃん!という感想を持つ。アンコールやトリックの匂いを感じたら大体サーフゴーに交代する。トドロクツキ展開に対してはディンルーでステロふきとばしまで行けて更にふきとばしでトドロクツキがでてきたら超ラッキー。もう一度ふきとばしてエナジーを無効にしよう!

ただ実際はサケブシッポみたいなアンコール持ちのステロ撒きと組んでたりするのでなかなか難しい。

 

・対コノヨザルや水ポン入り

 +  +  もしくは  +  + 

ディンルーを出せない代わりにウーラオスを初手において対面チックに動くわけだがステロを撒けない分後ろのカイリューが多少しんどくなる。

ウーラ水ポン対面では暗黒強打連打で宿り木や身代わりの隙は与えないようにする。

コノヨザルは剣舞暗黒強打。(倒せなかった場合は結構やばい)

 

・対ディンルー展開ミラー

 +  + 

正直絶対これじゃないとだめということもないが、相手のディンルーがどのタイミングで吹き飛ばしてくるかわからないため、なるべく裏はディンルーに打点を持てるポケモンを置いておきたいという気持ち。ディンルーディンルー対面は同速なことがほとんどで、こちらのふきとばしが先制できるかの運やふきとばしガチャの運なども勝負に大きく影響するのでなんとも言えないところ。避けられない戦いなのか・・・・

 

・対受けループ

 +  @1

@1の候補はディンルー・オーガポン・ハバタクカミ辺り。ステロがあると多少楽ではあるからディンルーもアリ。挑発も役立つからハバタクカミも結構オススメ。

まず初手にサーフゴーを投げてトリックをする。するとハピナスを後投げされるのてハピナスにトリックがきまる。ハピナスは投げつけるでこだわりを解除してくるが本来の目的はハピナスの持つ毒針を回収すること。その後はカイリューが肝で、なるべくハピナスカイリューの対面を作れるように頑張り裏に通りそうな技を押して頑張って押し切る。大雑把だが終盤受けループと5回ほど戦って1回しか負けてないので結構やれると思っている。負けた試合も地割れ2連当てのまあまあ理不尽なやつだったのでノーカンにしたいところ。

 

 

 

 

・きついポケモン&並び

・アンコール・挑発を持った炎オーガポン

個別紹介でも書いた通り初手で予見することが難しいためかなりきつい上に明確な対策方法がない。しいて言えばストーンエッジを採用するとかになるが・・・・

 

・残飯ビルドウーラオス

ディンルーで吹き飛ばせる状況だったり臨戦態勢のカイリューが場にいる場合何かはまだごまかしが効くが、吹き飛ばせないラス1でディンルーとの対面ができてしまったり。ゴールドラッシュでCが下がりまくった状態のサーフゴーが場に残ってる状態にでてくると結構まずい。しかも終盤の増え具合的に来シーズンではテンプレの型の1つとしてますます増えそうな予感がするのが本当に怖い。

 

・最後に

最終日2日前に風邪で38度近い熱が出てしまいぶっ倒れそうでしたがおでこに熱さまシートを貼っ付けて命を燃やしてポケモンしてました。(もしなんの成果もなくこの話をしたらあまりにもダサすぎるのでその時は言わずに封印するつもりでした)

 

普段僕のランクマ配信を見てくれている視聴者からしたら、配信では常に5000位とかその辺にいるのになんで最終的にそこからレートを200近く伸ばせるのか割と意味わからないと思うのですが、多分単純に序中盤と終盤の熱量があまりにも違いすぎるだけで、その熱量の根源的なことなんですが

例えば11月のどこかの配信であった「まあなんだかんだれいれいさんは最後2000のせてくれるよ多分」みたいな期待半分・励まし半分のくらいの程よい期待をかけてくれるのが熱量の根源になっています。

ホントプレッシャーにならなくて必要以上に気負う必要もない程度の程よい期待が多分心地いいのか頑張る原動力になってるとランクマしながら思ってました。

 

まあつまり何が言いたいかというと、いつもありがとうということです。

 

来シーズンは年末年始が仕事の繁忙期な関係でランクマに注力できなくなると思いますが、動画の作成だったりDLC第二弾の新要素を楽しんだりたまーに緩くおしゃべりしながらランクマやったりみたいな活動になるかと思います。あとこのタイミングで歯医者にも通いたいです(多分虫歯できた)

 

あと毎度のことならが自分のチャンネルの宣伝もさせていただきます。

12月はどうなるか不明ですが普段週1~2でランクマ配信してるのでよかったら遊びにきてください!

 

www.youtube.com

 

では最後にS12お疲れさまでした!藍の円盤楽しみー!!