みなさんお久しぶりです。 れいれいです!!
パラドックス環境最初のシーズンであるS3お疲れさまでした!
今回僕の結果は最終順位1136位 最終レート2004でした。
決して賞賛されるような結果ではないのですがレート2000という1つの節目はクリアしたので今回はS3で僕が使用した構築を紹介します。
使用構築
コンセプト
クッション役にも高火力(アナライズ・一致イカサマ)を持たせることで
どこからでも相手に負荷をかけれるサイクルを作り、最終的にメガネツツミorスカーフガブリアスの一貫を作ることを目指す。
構築経緯
今期は珍しくシーズン初日に使った軸を改良しつつそのまま最後まで使い切ったのでその経緯を記そうと思う。
僕が自分で構築を組むとメガネかハチマキを持った高火力アタッカーを中心にサイクル構築になる傾向があり今回もその例に漏れずにシーズン初日にできた試作1号パーティがこれ
ランクマ解禁前パスワード対戦で自分が一番苦戦させれた「テツノツツミ」を筆頭になるべくツツミが不利対面を取った場合に引き先を作れるようにした。
ツツミの特殊耐久の薄さをカバーするために特殊を受けれるテツノドクガとチョッキジバコイルを採用。
一部で囁かれていた草分け胞子アラブルタケが序盤の内は一定数いると予想し対策としてHB防塵ゴーグルアーマーガア。
環境全体のSが高くなったことで上から殴れるスカーフ枠が欲しい+パラドックス中心のパーティは地面の通りがいいということでスカーフガブリアス。
最後の枠にパラドックス解禁前にやばいやばいと噂されていた両刀みちづれアンコテツノブジンをお試しで(あと単純に一番好きなパラドックス)入れてシーズン序盤を戦った。
そして試作2号がこれ
ハバタクカミがパラドックの中でトップの使用率を誇る中サイコショックの採用率も高くドクガの選出率が激減したのとアタッカーがかなり特殊に寄ってたのが気になり
お試しでゴツメカイリューを入れた。
HBにかなり振っていてテラスタルすればセグレイブすらも起点に龍舞していけるが後述の「セグカミラッシャ」のヘイラッシャで止まるため結局選出できないでいた。
ここまでの構築の問題点は主に
・セグカミラッシャがきつすぎる。
・特殊受けをジバコイルが一手に担っているがそのジバコイルに回復技がないためハバタクカミ&サーフゴーみたいな並びに役割集中で破壊されることが多い。
・キョジオーンがきつすぎる。
一時期これで5桁をさまよい続けて頭を抱えていたが僕がよく参考にさせて頂いてるしざよさんの動画で紹介されていた、物理を受けつつ願い事で味方のHPを回復して役割集中を防ぐブラッキー
ブラッキーなら流行りのセグレイブやハバタクカミを簡単に対策可能!サイクルの練習をしたい人にもオススメ!【ポケモンSV】【カイリュー】【サーフゴー】 - YouTube
当時の僕からしたらまさにタイムリーな動画でした。一番欲してた答えだったので。
そしてブラッキーを組み込みつつその後も何度か調整を加えた結果最後に使った構築となった。
前述したブラッキーを加え、テツノブジンをA特化の対面的な技構成に変更。
ゴーグルアーマーガアを抜いたことできつくなったキノガッサのせめてもの対策として「ねごと」を採用。
キョジドオーハバタクカミみたいなのをメインにその他ラウドボーンとかめんどくさいのを倒すための隠密マント渦アンコカイリューを採用して一旦完成とした。
個別紹介
性格:いじっぱり 特性:クォークチャージ
実数値(努力値)H149 A200(252) B110 x D81(4) S168(252)
選出の2枠は決まって残り1枠悩むとき雑に投げてそこそこくらいの仕事をしてもらった枠。キノガッサがいるパーティには必ず初手に投げてた。胞子から入ってくれればタスキを残したまま突破できる。あとはテツノカイナやイダイナキバみたいなブラッキーを出しにくいときも大体選出してた。
両刀にする配分もあるが、絶妙に足りない火力をかげうちで少しでも補うためのA特化。準速のため最速ガブリアスよりSが1低い168。SVにはいない霊獣ボルトロスと丁度同じ素早さ。こいつにテラスタル切ることはほぼないが一応かげうちのリーチを伸ばせるゴーストテラス。最終日一度だけ削れたクエスパトラに対してソルクラ&霊テラスかげうちで倒しきる試合があった。 覚える技も豊富なので開拓が進んでいけば色んなテラスタルの可能性があるかもですね。(テラピースがあるとは言ってない)
性格:おくびょう 特性:クォークチャージ
実数値(努力値)H133(12) A90 B135(4) C174(236) D81(4) S206(252)
メガデリバード
命中不安が付きまとう事で使用者の精神を蝕み続けたポケモン。理想としては冷凍ビームやフリドラをメインに立ち回ってドロポンは最後の切り札と考えた方が精神衛生上良い気がする。
少なくても最初からドロポン当てること前提の試合と比較して負けた時の後悔の度合いが違いすぎる。
あと氷ポケモンあるあるだが、冷凍ビームやフリドラ1発でサクッと凍らせてそのまま easy win みたいなのも試合数重ねると何試合かある。
終盤まではしざよさんが使っていた、Dに68振ってハバタクカミのムンフォを最高乱数切りで耐える調整を使っていたが、スカーフハバタクカミがひかえめだったりと調整が活きない場面も出始めて、それよりHDカバルドンやH振りヘイラッシャに冷ビやフリドラをミリ耐えされることがあることの方が気になったためDを削ってその分をCに回した。
今の状態でHDカバルドンが冷ビで確定1発 H振りヘイラッシャがフリドラで乱数1発68%
ただブーストエナジー型のハバタクカミもそれなりにいたのでこれは諸説。
テラスタイプのゴーストは元々カイリューのしんそくをすかしながら倒すことを想定したものだったが、それ以外にはツツミに抜群を付いてくる格闘技(ガッサのマッハパンチやコノヨザルのドレインパンチ)などをすかすのに一役買った。
その前に使ってたロトムボルチェンをすかす地面テラスも悪くなかったので最後まで結構悩んでた。
性格:ひかえめ 特性:アナライズ
実数値(努力値) H175(236) x B136(4) C167(12) D142(252) S81(4)
HD ハバタクカミのマジフレ3耐え
ハバタクカミのメガネシャドボ2耐え 乱3(36・4%)
無補正C156振りまでのサーフゴーならC+6シャドボも確定耐え
C ラスターカノンで無振りガブリアス確定2
10万ボルトでH振りサーフゴー確定2
鬼の特殊耐久とアナライズによる火力を兼ね備えた優秀なサイクルパーツ。
調整はしざよさんの調整をそのままパクっている。
始めはミラーコートを採用していたがあまり打つ機会がなかったので、テラバーストを採用。カバルドンやエナジーイダイナキバを受け出され、こちらに引き先がいないときのせめてもの打点となった。
始めは飛行テラスで使っていたが、生放送中視聴者の方に水テラスをオススメされ使ってみたらかなり使用感がよかった。
そしてツツミジバコミラーとの試合でのジバコミラーが一番地獄だった。確実に後攻を取れるようにS個体値を少し落とす等の調整も必要だったかもしれない。そうでもしないと怖すぎてボルトチェンジが押せないという。
性格:ずぶとい 特性:精神力
実数値(努力値) H202(252) x B178(252) x D151(4) S85
可愛い。
セグレイブやカイリュー・ガブリアス等の物理ドラゴンをメインに受けていたのでテラスタイプはフェアリー。実際ハチマキの「きょけんとつげき」や「げきりん」は受けられないのでフェアリーテラスで対応していた。
願い事が優秀でジバコイルやガブリアスを延命するだけでなく。願い事→カイリューバック等でマルチスケイルを維持しながらカイリューを受け出せたりといろいろ使い方があった。
サーフゴーをよく受け出されるが無振りサーフゴーに対してイカサマが4割程入るのでダメージを見てスカーフかどうか判断し、スカーフだと思ったら「まもる」で技を見てから行動するようにした。
このポケモンは昔から何度か使っていたが使うのが難しく苦手意識があったが、少し仲良くなれた気がする。
2000チャレを2度落とされて、3度目の2000チャレのときは最後この子のイカサマで試合を決めたのでその瞬間の後ろ姿が愛おし過ぎて抱きしめたくなった。
相手パーティにコノヨザルがいた瞬間出したくなくなるので終盤コノヨザルが一気に数を増やしてきたのはかなり向かい風だったが・・・・。
性格:いじっぱり 特性:マルチスケイル
実数値(努力値) H191(196) A170(4) B177(12) C108 D152(252) S106(44)
キョジオーンがきつすぎてなんとか対策しようと入れた枠。
もぐさんという実況者の方が使っていた型を丸パクりした。
ハバタクカミ意識のHD振り+鋼テラスタル。Sは4振りのサーフゴー抜き。
最初はかなり使用感がよかったが、終盤はこの型のカイリューがそれなりの数いたみたいで読まれることや、キョジオーン+セグレイブみたいな並びもかなり多くなっていた+キョジオーンを選出されないと腐ってしまう事もある上にこちらの選出も歪むので使うのが難しいポケモンだった。
とは言え、きついキョジオーンをたくさん倒してくれたから感謝はしている。ありがとう!!
性格:ようき 特性:さめはだ
実数値(努力値) H183 A182(252) B115 x D106(4) S169(252)
おそらく本構築のMVP。いわゆる無課金スカーフガブ。
「聖夜の願い事サイクル」なんて大層な構築名にしといてこんなこというのもあれだが
勝った試合で一番活躍していたのは結局こいつだった。
基本はスイーパーとして使っていたが、イルカアマガハラバリー等の最終的にツツミを通したいサイクルに対してはサポート役としてステロを撒いたりしてた。
終盤テツノドクガが増え出してからはこいつの選出率も更に上がった。
イダイナキバのような物理耐久の高いポケモンに対しても、テラスを切ることで地震が2発で収まることもある上に、水テラスイルカマンと同じでテラスを切ってなんの役にも立たないなんてことはないので選出した試合の8割くらいはこいつにテラスを切っていた。
主な選出パターン
・対セグカミラッシャ
一番スタンダードな選出。イカサマやボルチェンを駆使して最終的にツツミを通すことを目指す。ブラッキーに対してヘイラッシャを受け出されるので受け出し時あくびを入れた後に多少の択が発生する(守るかイカサマか)。ただどうしても地割れをよけなければいけない場面がくるのでそこはお祈りするしかもはやない。悲しいことに。
・対セグカミラッシャ+テツノドクガ
( )から2体 +
後半突然数を増やしたセグカミラッシャの亜種的存在。
ドクガを選出に絡まれるとテラスタル込みでサイクルが破壊されるので
ガブリアスを絡めた選出をする。
ブジンツツミガブのような少し対面に寄せた選出にするか、ガブツツミブラッキーのようなガブ中心のサイクルにすることが多かった。
・対イルカアマガハラバリー
+ @1
初手にイルカマンが素引きしてハラバリーがくるので、クイックターンでガブを合わせる。アーマーガア意識でここでゴーストテラスを切ることが多い。ガブは1サイクル目でステロを撒き2サイクル目から地震。ハラバリーはステロと冷凍ビームで削りながら倒す。 @1の枠は無難にイルカマンストッパーのブジンを出すことが多かったが相手によってはブラッキーやジバコを出すこともある。
・対キノガッサ入り
+ @2
大体初手にキノガッサがくるが、来なかった時の引き先を用意できるのが理想。
初手に胞子を撃ってくれればタスキを残したまま突破できる。
稀に何かを察した相手が初手からタネガンを撃ってくる場合があるが3発までなら耐えるのと最悪タスキ潰せてるからokと考える。
@2はツツミジバコにすることが多かった(体感)
・対キョジオーン入り
+ @2
最終盤はあまり安定しなかった。
キョジドオーハバタクカミみたいな並びなら@2をツツミガブにして大体勝てる。
セグレイブ入りの場合はブラッキーを選出させられるためキョジオーンと含めてサイクル負けすることが多かった。
テツノツツミのドロポンでHDキョジオーンに6割(等倍の場合)ほど入るので、最悪そのルートで処理することを前提に選出を変えることもあった。(あまりやりたくない)
キツいポケモン
ハチマキ・チョッキなどを考えると安定して勝てるポケモンがいない上に使用者によって動き方もまちまちなので選択をミスると1.5匹分くらい破壊される。
押しポケなのに今回ばかりは相手パーティにいるととても嫌な気持ちになってすごく複雑だった・・・
コノヨザル
物理受けのはずのブラッキーが一生起点にされるため選出できないためかなりきつい
受けるのが無理なのでツツミやガブリアスのような上から殴れるポケモンで対面処理するしかない。
残飯ビルドか起点作成要員かわかりにくいのも嫌らしい。
壁下のクエスパトラ
いつもボコられる。理想は壁を張ってきそうな相手をワンパンすることだが簡単にいけば苦労しないよねぇ~。
一応HBサーフゴーならガブの無課金地震でドラパなら逆鱗でワンパンすることは可能だが最終日に両壁てっていこうせんアーマーガアと当たって変な声がでるくらいビビった。
ミミズズ
イルカアマガハラバリーの亜種的にミミズズが入ったサイクルがあり
ガブリアスが投げずらすぎて最終盤はかなり苦戦させられた。
こんなミミズに苦戦させられるなんて!と思うと涙が出そうになった。
最後に
すごく変なことを言うかもなんですが、ポケモンランクバトル最終日の少しお祭りっぽい雰囲気がすごく好きです。
ツイッターのTLで目標レート達成して歓喜してるツイートや急所や一撃技で運負けして嘆いてる方もいて最終日はそれが一番活発に起こっていて、その中で自分も戦っているって思うと何故かすごく気持ちが昂る感覚があるのですがみなさんはどうでしょうか。
だから今作からレート対戦を始めた方なんかにもこの感覚に触れてもらって
それを楽しい!って感じてくれたら嬉しいなーなんて思ったりします。
あと週1~2ペースですがyoutubeで対戦生放送もやっていて今回の使ってるパーティも使ったアーカイブも残ってるのでよければチェックしてみてください!
シーズン4はテラピースの問題もあってたくさんポケモンを育成することはできないのでいろんな方のレンタルパを借りて序盤は遊んでいこうかなと思います。
それではS3お疲れさまでした!!