みなさんこんにちは、れいれいにございます。
S16お疲れさまでした。今回は僕がS16で使用した構築を紹介していきます。
ギリギリ2000に駆け込んだような結果ですがまだレギュFで記事を一つも書いていないのでこの機会に書いていこうと思います。
よければ見ていってください
・使用構築&レンタルコード
・コンセプト
・毒手猫だましで相手の様子を見つつ毒の試行回数を稼ぎながら回すサイクル
・毒手に頼りきりにならないように(あくまで上振れ要素として)毒が無くても最低限戦えるサイクルを目指す。
・構築経緯
前期S15の終盤の話にはなりますが、自分の好きな構築コンセプトである「対面選出ができるサイクル構築」というのを組んでみようと思い、そのとき対面選出枠として入れていたのがオオニューラ。
その時組んだ構築は結局全然勝てなくてお蔵入りになりはしたが、その時の気付いたことが「以前の環境(BIG6時代)に比べサーフゴーの数が減っていて」オオニューラが思ったより動かしやすいということだった。
ならば試しにオオニューラを主軸にした構築を使ってみようという考えに至り
過去の構築記事を漁りS11とS12で結果を出していた毒手ねことんぼサイクルが面白そうだと思いこの2つの記事を参考に構築を組み始めた。
そして前期最終日用構築が完成した(深夜3時頃)
・オオニューラをアシレランドのサイクルに混ぜて猫だまし+蜻蛉&クイックターンで毒の試行回数を稼ぎながらサイクルを回すのが基本選出。
・上記の選出だとイダイトウ入りに勝てないためお墓参りを半減で受けれて悪打点を持てるゴツメオーロンゲ(他にも候補がいたがタイプ的にウーラオスにも強かったのが選抜理由)
・持久力ブリジュラスに後投げできる&ドヒドやモロバレル入りに出すサーフゴー。
・明らかに受けループ系統の構築に対して弱すぎるので露骨な対策枠が欲しくて直近で使っていた受け破壊用の挑発光合成ジャローダを採用。
さすがに深夜3時に突貫で組んだ構築で勝てるほど甘くはなかった訳だが、可能性自体は感じたのと「レギュF3シーズン目だとそこまで環境も大きく動かないだろう」と少し甘い考えもありつつ反省点を洗い出してS16の終盤で再構築しようと考えた。
S15構築の反省点をまとめると
①毒手に依存し過ぎサイクルになっていた(毒が入らないとただ低下力の蜻蛉&クイックターンを撃ってるだけになる)
②イダイトウ対策のオーロンゲがそこまで機能していなかった(水テラス切られる悪技が抜群じゃなくなる上にウェーブタックルが死ぬほど痛い、というか死ぬ)
③サーフゴーが減ったとは言ったもののそれは"昔に比べて"という話でこいつがいなくなった訳でも弱くなった訳でもない ということを忘れていた。①の状況もあり気づかされた。
④オーロンゲやジャローダといったサーフゴーさん来てください!と言わんばかりのポケモンを採用していた。オオニューラ以外のポケモンがサフゴに弱いという多分これが一番の欠陥
これらの反省点を改善して再構築する作業を行っていく。
①を改善すべくを最速ステラテラスにし突破力を上げ対面処理できる範囲を大きくした(猫や蜻蛉の火力も上げられるのも良かった)。
物理受けのアシレーヌが剣舞水テラスウーラオスにごり押しされるのが悲しくてに変更し、毒が入らなかった場合でも物理に負荷をかけられるようにゴツメを持たせた。
は普通に強かったので続投だが、毒を入れられなかった場合カイリューへの打点にあまりに乏しかったので岩石封じの外に高火力岩技のストーンエッジを採用した。
②を改善にするにあたって③④も同時に改善したほうがいいと考え
オーロンゲの代わりに入れるポケモンの条件を「イダイトウのメインウェポンを半減以下で抑えれる」「イダイトウより速い」「サーフゴーに弱くない」「汎用性がある」 この4つにして、その条件を満たせそうなのがサザンドラとトドロクツキだった。
サフゴにかける圧力としてはトドロクツキの方が上だが物理一辺倒になるのが嫌だった&浮遊で鋼テラスを切ることでカイリューやガチグマにも強くなれるを採用した。オオニューラと攻めの補完がバッチリとれているのもあり思ったより普通に選出してた。
そして③・④を改善すべく残りの枠にサーフゴーに露骨に強いポケモンを採用しようと考え真っ先に思いつくポケモンがや辺りだろうか。
両方採用することも考えたが構築全体で電磁波やどくどくの通りを悪くしたいという思いもあったのとテツノツツミのフリーズドライの通りがいいことが気になったためを続投してのみを採用することにした。
サザンドラとの補完もあり同時選出しやすそうなサーフゴーにはスカーフを持たせ、イーユイはジャローダと交代する形で受け破壊に特化した隠密挑発&悪だくみ型となった(但しそれでも汎用性はそこまで落としていないためスタンにも出せる)
・個別紹介
最速AS
H振りのオーガポンを猫+ステラインファで97.65%で落とせる(テラスを切られてもほぼワンパン)
猫だましで様子見しながら蜻蛉返りでサイクルを回すのが主な仕事だったが猫+ステラインファorフェイタルクローで相手に圧力をかけることも覚えた猫ちゃん。
数多のオーガポンとブリジュラスを葬ってきた。ガチグマも同じように倒してきたが1900帯辺りからはみんな毒テラスを切ってきてかなりきつかった。一応そのためにランドロスがいるわけだがガチグマが硬すぎて地震でワンパンできないためこちらも相応の痛みを背負うことになる。
元々意地っ張りで使っていたが、最速以外のパオジアンや岩封を入れた後の耐久振りエナジーハバタクカミ(甘えるとかの)の上を取りたかったので最速にした。(ステラテラスにした経緯もここから)
使っていて一番気を付けなければならない所は初手のウーラオスのスカーフの可能性とパオジアンのゴーストテラスの可能性。これだけは常に念頭に入れなければならない。
初手のウーラオスに対しては猫だまし→ヘイラッシャバック。
パオに対しては上とってる前提で蜻蛉返り→ヘイラッシャ。最悪上を取られていてもタスキが剥がされるだけ(怖いのは氷柱怯みか)
一貫してこの動きをしていた。
HB特化
オオニューラからの引き先の1つ。朝4時くらいまでは残飯で使っていたが初手のウーラオスに毒が入らなかった場合ドレパンでちまちま回復されたりHPが大量に残った状態で交代されたりで旨味がなかったのでゴツメに変更した。
その名残であくびが入っているが元々使っていたアシレーヌのクイックターンの代わりというほどでもないが対面操作技として&毒が入らなかった場合のセカンドプランとして使っていた。
一応基本選出扱いだが相手のパーティを見て出すかどうかの判断も必要。
例えばウーラオス+ハバタクカミ・ガチグマ・イーユイみたいなパーティの場合ラオスが選出されずに腐る可能性が高いためある程度割り切って選出しないという選択も有りだと思うし、自分はそうしてた。
数的有利を取ったあとTODを仕掛けるために眠るは欲しいとしてあくびの枠は寝言だったり雪雪崩やヘビーボンバーなど好みに合わせて変えてもいいかも。
HD C特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース2耐え
眼鏡フェアリーテラスムーンフォースをテラスを見てから鋼テラスして2耐え
B 物理との偶発対面で殴りやすいように余りをBに
調整は以前しざよさんが動画で使っていたものを使わせてもらっている。
【環境復帰】圧倒的なバランスタイプ!なんでも出来るランドロスで一番勝てるのはこの型!【ポケモンSV】【レンタル】【DLC 藍の円盤】 - YouTube
めちゃくちゃ硬いが絶妙に火力が足りないことが多い。Bを削って少しAに回すような配分も考えたがどう振っても努力値が4余ってその4の行き場がSにしかなく余り効率がよくないと思ったためやめた。
構築経緯でも述べた通りオオニューラヘイラッシャランドロスの選出だとカイリューに対する打点に乏しいためストーンエッジを採用してるが硬いカイリューだとエッジのダメージと羽の回復が大体同じくらいになるので先に急所に当てるか技を外すかのチキンレースみたいなものが始まる。
臆病CS
イダイトウキラー。参考元でも使われていたがオオニューラが相手のフェアリーテラスを抑制しているのか思っていたよりストレスなく使えていた印象。
元々イダイトウ入りのみに選出するつもりだったが、基本選出での対処が難しいと感じた場合のセカンドプランとして古のサザンサーフゴーで選出することもままあった。
やはり浮いてる鋼テラスは強くテラスを切ることでカイリューやガチグマ、その他ハバタクカミ辺りにも強く出れるところが良かった。
後は対受けループでイーユイで無理矢理ハピナスを突破して荒らしまくった後、残りをお掃除する役目も担っていた。
トドロクツキも選択肢にあったがパーティに地面弱点が3匹もいるので浮遊持ちのサザンで正解だったと思う。
最速CS
電磁波や毒々、キノコ胞子にその他あらゆる変化技を無効化する上に毒菱も踏めるためいるとなんだかんだ頼もしいポケモン。一応持久力ブリジュラスに後投げできる枠ではあるがそもそもオオニューラとの補完がそこまでいいとは言えないため同時選出することがあまりなく、ブリジュラス入りのパーティだからとポンポン投げれたわけじゃない。
そこは改善すべき点なのかもしれないが、性能が唯一無二過ぎてコイツに変わるポケモンなんてそうそう見つからない。
どちらかというとサザンドラのお供として頑張っていた。
ラティアス入りのパーティなどはオオニューラと一緒に選出することでラティアスに鋼テラスを切ってもらってインファを通す みたいな動きができた。
S 最速ウーラオス+2
オオニューラが苦手なサーフゴーの天敵。
受け破壊特化で受けループと当たる度にガッツポーズをするレベルで受けループに強い。
↓↓調整はこちらの構築のものを丸パクりした↓↓
・主な選出パターン
基本選出は存在するが実際は結構柔軟に選出を変えていたので一例を
・基本選出
+ +
毒手ねことんぼとゴツメで相手を削っていく選出。
まずはこの選出が行けるかどうかを考える。
この選出の最大の特徴はオーガポン(水は除く)入りのスタンパに対してめっぽう強いこと。
・ヘイラッシャ・ランドロスのどちらかが腐る可能性が高い場合(ハバタクカミガチグマイーユイサーフゴーみたいな特殊に寄った相手とか)
+ ( or ) + ( or )
ランドロスとヘイラッシャの腐る可能性が高い方を抜いてサザンドラorサーフゴーの通りのいい方を出す選出。言葉にするのは難しい。ただサザンドラを選出することが多かった印象。
・対イダイトウ入り(雨パ含む)
+ @1
イダイトウはオオニューラの天敵ではあるがお墓参りの都合で先発に来ることはないので初手にオオニューラを投げて荒らしてもらう。サザンドラがイダイトウの相手をする関係上テラスタルはオオニューラかもう1匹のどちらかで切ることになるのでそれを前提に試合を進める。 @1の枠で一番多かったのは普通にサーフゴーだった。
・オオニューラの通りが明らかに悪いと感じた場合(単純にゴーストタイプが多いとか毒タイプが多いとか)
+ + ( or or )
普通のサザンガルド@1の選出。本構築のセカンドプラン。
2000チャレのときはカバドリの砂パが相手だったためカバルドンの砂でオオニューラのタスキが潰されて地震でワンパンされる未来しか見えなかったためサザンサーフヘイラッシャの選出で勝った。
・きついポケモン
・水オーガポン
オオニューラで対面処理できれば簡単だが裏から来るパターンがきつい
ヘイラッシャを選出してる場合後投げされると身代わりを残されるため水ポンがいる構築にはヘイラッシャを出さずにサザンドラを出していた。
・ディンカイサーフ
今となってはそこまで多い並びではないが実はこれが一番きつい。
ディンルーがいる場合サザンやイーユイもそこまでサーフゴーへの選出圧力にもならずディンルーが毒テラスを切ってくるのでオオニューラでは突破は不可能。
そうなるとサーフゴーと毒テラスディンルーを倒すためにじしんや地割れを撃つとカイリューを後投げされアンコールされる上にオオニューラが完全に腐る形となる。
かと言ってオオニューラを選出しなかった場合はディンルーにテラスを切らずに他のポケモンで切ってくるだろう。じゃあどうすればいいんや みたいな状態に。
そうなるくらいならテラス切ってイーユイで悪だくみを積むべきだろうか・・・
・最後に
レギュFになってから全く勝てずに2000を掠めることすらできなかったので久々に届いたのは素直に嬉しかったです。ホント全然勝てなかったので。
ただ今回の構築自体はかなり気に入ってて、本当は今回記事にするかもう1ヶ月温めて来シーズンもっといい結果を出してから記事を書こうかかなり悩みましたが自分のレギュFの戦績を見ると来シーズン相応の結果をだせる保証はどこにもなく、この構築も有耶無耶になったままレギュFが終わるのはなんか嫌だなと思って今回記事にしました。
本来僕は今回のオオニューラやヘイラッシャ、サザンドラやイーユイのような特定の相手にめちゃくちゃ強いが特定の相手にめちゃくちゃ弱いみたいなポケモンを使うのが苦手で それこそカイリューハバタクカミパオジアン みたいなスタンパをベースにしたパーティを使うことが多い人間ですが、今回珍しくピーキーなポケモンで固めた構築を作ってどうすればうまく回せるか考え工夫する過程はめちゃくちゃ楽しかったです。
記事を書くことでスッキリすることもあるみたいで、S17でこの構築を更に練るか別の軸を探すかは未定ですがレギュF最後のシーズンなるべく悔いの残らないように頑張りたいなとか思ったり思わなかったり。
あと毎度のことならが自分のチャンネルの宣伝もさせていただきます。
12月はどうなるか不明ですが普段週1~2でランクマ配信してるのでよかったら遊びにきてください!