結城れいれいは勇者である

ポケモンランクバトル使用構築

【SVシングルS12 最終181位 レート2027】ディンカイサーフ(アグレッサーモード)



みなさんこんにちは、れいれいにございます。

レギュEの2シーズン目であるS12お疲れ様でした!

今回はS12で僕が使用した構築を紹介します。

 

 

 

・使用構築&レンタルコード

・コンセプト

①ディンルーカイリューサーフゴーの相性補完を盾に多少強引な崩しを押し付ける。

カイリューに後投げされるポケモンに対してケアができる選出ができるようにする。

③ディンルー展開ができないときのサブプランを用意する。

・構築経緯

前シーズンでは終盤で急遽サイクル構築から対面構築に変更したというのもあって今シーズンは最初から対面構築をメインに使ってみようと決めていて、炎ポン・ウーラオスカイリュー・ガチグマのような所謂よくあるスタンパのようなパーティを使っていて一番思ったのが「ディンルー展開がきつい、どうやってもぐちゃぐちゃにされる」だった。

今思えばどのシーズンでも僕はディンルーがきついきついと言いつつも、どこかなあなあにしていた気がする。

アニメのセリフの受け売りだが「人は自分で経験したことでしか本当の意味で理解しない」とのことなので、単純にこの環境に多いスタンパに刺さりそう&相手がどうディンルーをかわしてくるかを見て実感するという2つの目的を持ってしばらくは自分自身がディンルーを使い込もうと決めた。

 

と、かっこよく意気込んでおいてさっそく他力本願なのだが本当に毎度毎度名前を出させてもらっているしざよさんが数日前に上げていたディンルーの動画をチェックし何度も何度も見直した。

www.youtube.com

 

始めはレンタルを使っていたがその後、努力値調整・技構成・テラスタイプなどを自分好みにアレンジしたパーティがこんな感じ。(僕のランクマ配信シーズン12 #5 で使っていたもの)

元々オーガポンは電光石火を入れた型を使っていたが前期の上位構築の影響で渦アンコカイリューが序中盤めちゃくちゃ増えていた&甘えるハバタクカミと相性がいいという事で前期使っていたHBベースの身代わり剣舞に変更した。

 

ディンルー展開に前シーズンで強かった動きを取り入れつつディンルー・ハバタクカミ・オーガポンをメインの選出として運用していたが、S11とS12で大きく変わった点がいくつか存在していて特に目についたのは

 

①HBベース残飯orお盆のあくびガチグマが型としてもはやテンプレ化していた

増えるとは思っていたがまさかここまでとは・・・という感じ。

 

②トドロクツキをエースにした展開構築の大量発生

前シーズンもそれなりにいたが今シーズンはその比じゃない程いた。

 

③水ポンの増加(競合するフォルムがあるためトドロクツキ程の増加ではないが)

これは予想通りではあるがディンルー展開をする上では最大の障害となるポケモン

 

 

ディンルー・ハバタクカミ・オーガポンを主軸にしていると③はともかく①と②は割と大問題で

①関してはディンルーがガチグマにあくびをされた場合サーフゴー以外のポケモンでは引き先になれず眠らせるか1匹切るかの択になることが多くどちらにせよ多大な被害を被る。

②に関してはこの技構成のオーガポンでは安定しなく(相手視点もじゃれつくがあるかどうかの択になる)別の選出をすることになるがどちらにしても「トドロクツキに絶対舞う隙を与えない」なんて上級プレイングができるわけでもないので舞ったトドロクツキを切り返せる駒が欲しい。

 

以上のことを踏まえほんの少し改良したのが最終的に使っていたこちらのパーティ(見た目はさほど変わっていないが動かし方がかなり変わる)

トドロクツキやオーガポンに対して切り返しを行えるABベース鉢巻カイリューを採用

元々入ってはいたが、HDベースの眼鏡サーフゴーをあくびガチグマに対する切り返しとし基本選出に組み込み、ディンルーサーフゴーとタイプ上の補完が取れているカイリューをそのままスタンパに対する基本選出として運用することにした。

 

始めはステロ要員+鉢巻&眼鏡というこんな冗談みたいな選出が機能するのかと不安しかなかったが、神速でこだわったノマテラカイリューに投げられる筆頭のハバタクカミやサーフゴーに対して後投げが可能なHDメガネサーフゴーの相性が思いの外よくうまくハマってくれた。これに関してはそこまで考えて組んだわけではない偶然の産物。

 

ディンカイサーフの並び自体は有名で構築も無数に存在するが大体はカイリューとサーフゴーのどちらかが残飯やゴツメを持った絡め手を使うパターンが多くそういった動きに対する対処ができる人はたくさんいるはずだが、鉢巻&眼鏡の意味わからん火力の波状攻撃を受けることへの耐性がついてる人はそう多くなく普通にめちゃくちゃ刺さった。

 

あと地味な変更点だが、ウーラオスを意地→陽気に変更した。

オボンコノヨザルの努力調整の主流が準速ウーラオスを意識したものなのか準速でも当然のように上から殴ってくるための変更。

 

ウーラオスの技構成に関してはドレパンorインファかなど、剣舞orフェアリーやオーガポンに抜群をつける毒突きかなので議論の余地はあるがこの形で一旦構築の完成とした。

 

・個別紹介

性格:わんぱく 特性: わざわいのうつわ

実数値(努力値)H261(244) A130 B187(196) x D109(68) S65

B A特化ウーラオスの水流連打・インファイトをオボン込みで2耐え

D C特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース13/16で耐え(乱数1発 18.75%)

 

鹿の化け物。主に初手出しで荒らしてもらう。ウーラオスやパオジアンと対面した際は大体テラスを切っていた。うまくいけばステロを撒いた上で対面突破するという理想的展開を作れた。

ただステロ撒きの宿命ではあるがアンコールやトリックには細心の注意を払う必要はある。自分が使っていてカイリューのアンコールやサーフゴーのトリックは大体予知できるが、一番やられて困るのが炎オーガポンでのアンコールや挑発。初手での対面でやらると試合が一気に終わりかねない上にそこまで警戒できないのがきつすぎる。

あとは水テラスで使っていたからなのもあるがパワーウィップ持ちの剣舞オーガポンもかなりきつい、普通に飛ばされる。

剣舞電気テラスパオジアンの増加など向かい風な部分もあったが水ラオスに強い点と汎用性を担保したままメガネイーユイに強くなれるのは水テラスの強いポイント。

取り巻きに次第でテラスのカスタマイズ性が広いのがこのポケモンの良さだと思う。

 

 

 

性格:いじっぱり 特性: マルチスケイル

実数値(努力値)H175(68) A202(236) B140(196) x D121(4) S101(4)

HB A特化カイリューの+1ノーマルテラス神速×2をマルスケ込みでほぼ2耐え(瀕死率0.39%)

  積んでいないトドロクツキ(Aブースト)の叩き落とすをステロを踏んだ状態で確定耐え

  テラスアクロバットだとステロ込みで乱数1発(56.25%)

A  余り(数値効率優先でA実数値を1削ってDSに振り分け)

 

ABベースの鉢巻カイリュー。しざよさんの前期の構築記事から配分を丸パクりした。

hassamuchuu.hatenablog.com

DLC以降スケイルショットカイリューの台頭もあり全体的にゴーストテラスが以前よりも少なくそれなりにストレスなくしんそくを押すことができた。電気テラスパオジアンの増加もこいつにとっては追い風要素だったかもしれない。AB振りによって相手のカイリュー・オーガポン・トドロクツキあたりにはかなり強くでることができた。

あと鉢巻カイリューといえばノマテラ神速や飛行テラバなんかが強く印象に残るがなんだかんだ逆鱗が強い(用量用法に気を付けさえすれば)

 

 

 

性格:ひかえめ 特性: おうごんのからだ

実数値(努力値)H191(228) x B116(4) C180(84) D129(140)  S111(52)

HD C特化イーユイの等倍メガネ火炎放射耐え

   臆病C252振りハバタクカミのムンフォ+シャドボを62.5%で耐え

S  ミラーや中速意識

C  余り テラス10万でドヒドイデを余裕を持って倒す

 

HDに厚めにしたメガネサーフゴー。こちらも例によって前期しざよさんが使っていた型を丸パクりさせて頂いたもの。

この構築での主な役割は赫月ガチグマのあくびをカットすることとカイリューの神速をカットするために出てくる筆頭のハバタクカミ・サーフゴーに対する切り返し。

特にカイリューがテラスを切っている場合に出てくるハバタクカミやサーフゴーが取ってくる行動は限られてくる。カミの場合はムーンフォースか電磁波や甘える等の変化技、サーフゴーの場合はゴールドラッシュか電磁波やトリックになるのでサーフゴーの後出しがかなり安定する。

この動きをするならもっとHDに厚く振った配分があり

hazall-poke.hateblo.jp

こちらの方が安定はするが、今の配分でも十分その動きができたのとこれ以上火力を落としたくないという思いもありこの配分のまま使い続けた。

 

 

性格:ようき 特性:ふかしのこぶし

実数値(努力値H175 A182(252) B120 x D81(4) S163(252)

 

対面駒兼ディンルーが出せないときの初手要因でもあった。

ディンルーを出したくなくなるのは相手のパーティにコノヨザルか水ポンがいるときで、こいつらはディンルーを咎めるためにかなりの高確率で初手にくるのでそいつらに対して五分以上の戦果を期待して出していた。

構築経緯でも述べたとおり準速のウーラオスを当然のようにオボンコノヨが抜いてくるので意地から陽気に変更した。副産物として準速メガネイーユイを上からワンパンしたりもした。

コノヨザルとの対面の場合はどうせドレパンで回復されるので初手剣舞から入っていた(たまにちゃんと耐久高いやつに耐えられる)

水ポン対面では初手暗黒強打を撃ち、不意打ち圏内まで削れるが迷わず2ターン目も暗黒強打を押していた(大体不意打ち読みの宿り木や交代をされるのと仮に普通に殴られてウーラオスが倒されたとしてもカイリューの神速の圏内なのでリカバリーできるため)

技構成は陽気にしてAが落ちた分ドレパンからインファに変更したが正解かはなんとも・・・

それと剣舞抜いて毒突きをいれようかとも本気で悩んでいた(剣盾の頃によくいた構成のやつ) フェアリーを殴れるのは魅力的だが剣舞がないと役割対象のコノヨザルに勝てなくなるというのもあり採用は見送った。

 

 

性格:ずぶとい 特性:こだいかっせい

実数値(努力値H161(244) x B115(236) C156(4) D156(4) S158

 

前期最終日使っていたのとまったく同じ型。相変わらずカイリューストッパーとしての性能は高いし、普通に使ってて汎用性も高くて使いやすいが相手のブーストエナジーハバタクカミが絶望的にきついのが弱点。

役割の重要度的にサーフゴーを優先して出していたがカイリューを出さない選出をする場合は必ずこいつが選出に絡んでくる程度のには出していたし活躍もした。

 

 

 

 

性格:わんぱく 特性:かたやぶり(おもかげやどし)

実数値(努力値H185(236) A146(44) B143(204) x D117(4) S133(20)

HB A121キョジオーン(4振り)のしおづけを身代わりが最高乱数切って耐え

  陽気パオジアンのつららおとし乱数2発(0.39%)ほぼ耐え

S 準速カイリュー抜き

 

この子も前期最終日に使っていた型をそのまま持ってきた。HBにかなり厚くしてるためいろんな攻撃を耐えてくれる。あと可愛い。

前期役割対象としていた赫月ガチグマが今期はHBベースだらけになったのとトドロクツキが増えまくった影響で活躍の機会は減ってしまったがディンルー展開ミラーだったりイダイトウ入り、あといかにもキョジオーンでサイクルしますよっていうパーティと当たった際に出し、出した試合はよく頑張ってくれていた。

型としてはかなり自分好みなので今後もちょくちょく使っていくと思う。

 

・主な選出パターン

多かったものを抜粋

 

・対スタンパ&トドロクツキ展開

 +  + 

大体これでいけた。ステロ展開+鉢巻&眼鏡の選出は最初こそ多少の難しさを感じるがほんの少し慣れるだけで案外いけるじゃん!という感想を持つ。アンコールやトリックの匂いを感じたら大体サーフゴーに交代する。トドロクツキ展開に対してはディンルーでステロふきとばしまで行けて更にふきとばしでトドロクツキがでてきたら超ラッキー。もう一度ふきとばしてエナジーを無効にしよう!

ただ実際はサケブシッポみたいなアンコール持ちのステロ撒きと組んでたりするのでなかなか難しい。

 

・対コノヨザルや水ポン入り

 +  +  もしくは  +  + 

ディンルーを出せない代わりにウーラオスを初手において対面チックに動くわけだがステロを撒けない分後ろのカイリューが多少しんどくなる。

ウーラ水ポン対面では暗黒強打連打で宿り木や身代わりの隙は与えないようにする。

コノヨザルは剣舞暗黒強打。(倒せなかった場合は結構やばい)

 

・対ディンルー展開ミラー

 +  + 

正直絶対これじゃないとだめということもないが、相手のディンルーがどのタイミングで吹き飛ばしてくるかわからないため、なるべく裏はディンルーに打点を持てるポケモンを置いておきたいという気持ち。ディンルーディンルー対面は同速なことがほとんどで、こちらのふきとばしが先制できるかの運やふきとばしガチャの運なども勝負に大きく影響するのでなんとも言えないところ。避けられない戦いなのか・・・・

 

・対受けループ

 +  @1

@1の候補はディンルー・オーガポン・ハバタクカミ辺り。ステロがあると多少楽ではあるからディンルーもアリ。挑発も役立つからハバタクカミも結構オススメ。

まず初手にサーフゴーを投げてトリックをする。するとハピナスを後投げされるのてハピナスにトリックがきまる。ハピナスは投げつけるでこだわりを解除してくるが本来の目的はハピナスの持つ毒針を回収すること。その後はカイリューが肝で、なるべくハピナスカイリューの対面を作れるように頑張り裏に通りそうな技を押して頑張って押し切る。大雑把だが終盤受けループと5回ほど戦って1回しか負けてないので結構やれると思っている。負けた試合も地割れ2連当てのまあまあ理不尽なやつだったのでノーカンにしたいところ。

 

 

 

 

・きついポケモン&並び

・アンコール・挑発を持った炎オーガポン

個別紹介でも書いた通り初手で予見することが難しいためかなりきつい上に明確な対策方法がない。しいて言えばストーンエッジを採用するとかになるが・・・・

 

・残飯ビルドウーラオス

ディンルーで吹き飛ばせる状況だったり臨戦態勢のカイリューが場にいる場合何かはまだごまかしが効くが、吹き飛ばせないラス1でディンルーとの対面ができてしまったり。ゴールドラッシュでCが下がりまくった状態のサーフゴーが場に残ってる状態にでてくると結構まずい。しかも終盤の増え具合的に来シーズンではテンプレの型の1つとしてますます増えそうな予感がするのが本当に怖い。

 

・最後に

最終日2日前に風邪で38度近い熱が出てしまいぶっ倒れそうでしたがおでこに熱さまシートを貼っ付けて命を燃やしてポケモンしてました。(もしなんの成果もなくこの話をしたらあまりにもダサすぎるのでその時は言わずに封印するつもりでした)

 

普段僕のランクマ配信を見てくれている視聴者からしたら、配信では常に5000位とかその辺にいるのになんで最終的にそこからレートを200近く伸ばせるのか割と意味わからないと思うのですが、多分単純に序中盤と終盤の熱量があまりにも違いすぎるだけで、その熱量の根源的なことなんですが

例えば11月のどこかの配信であった「まあなんだかんだれいれいさんは最後2000のせてくれるよ多分」みたいな期待半分・励まし半分のくらいの程よい期待をかけてくれるのが熱量の根源になっています。

ホントプレッシャーにならなくて必要以上に気負う必要もない程度の程よい期待が多分心地いいのか頑張る原動力になってるとランクマしながら思ってました。

 

まあつまり何が言いたいかというと、いつもありがとうということです。

 

来シーズンは年末年始が仕事の繁忙期な関係でランクマに注力できなくなると思いますが、動画の作成だったりDLC第二弾の新要素を楽しんだりたまーに緩くおしゃべりしながらランクマやったりみたいな活動になるかと思います。あとこのタイミングで歯医者にも通いたいです(多分虫歯できた)

 

あと毎度のことならが自分のチャンネルの宣伝もさせていただきます。

12月はどうなるか不明ですが普段週1~2でランクマ配信してるのでよかったら遊びにきてください!

 

www.youtube.com

 

では最後にS12お疲れさまでした!藍の円盤楽しみー!!

 

 

 

 

 

【SVシングルS11 最終502位 レート2006】推しの子と彩る対面構築

 

みなさんお久しぶりです、れいれいにございます。

DLC碧の仮面環境(レギュE)最初のシーズンであるS11お疲れさまでした!(オーガポンとかともっこみたいなフライングしちゃった子たちもいましたが)

今回はシーズン11で僕が使用した構築を紹介していきます。

 

 

 

・使用構築&レンタルコード

・コンセプト

レギュEグッドスタッフ的な並び(BIG6+オーガポン・赫月ガチグマの中から6匹みたいなやつ)とキョジオーン絡みのサイクルを標的とした並びを目指す。

・構築経緯

10月20日くらいまで鉢巻パオジアンやチョッキエンペルトを軸にした攻めサイクルで潜っていたが、元々いたパオジアンやイーユイ辺りの高火力ポケモンに加えてオーガポンや赫月ガチグマの追加で受けづらいポケモンが増えたのと、アローラキュウコンの追加で壁展開が増えたことでサイクルパの難易度が以前と比べ物にならないほど上がっているのを感じた。

ついには5桁の沼から抜け出せなくなるほど負けが込んでここでようやく構築を捨てる決心がついた(遅い)

 

とは言ったものの、完全な無の状態から構築を作れるほど上級者でもないので

いつも頼りにさせてもらってるしざよさんのレンタルパをいくつか使いながら手に馴染みそうな軸を探すことにした。

その中で一番手に馴染んだのが前期をくろもちぃさんが使って結果を出していた弱点保険カイリューを軸にしたレンタル ↓

採用率圏外のとある技を採用したカイリューが一人勝ちしていたらしい【ポケモンSV】【レンタル】【DLC 碧の仮面】 - YouTube

 

参考元の構築記事↓

yinyangpoke.hatenablog.com

 

この2つを参考にして作った試作パーティがこんな感じ(配信で使ってたやつ)

若干元記事の内容と被るが

・初手にテンポを取っていく弱点保険カイリュー

・対面駒の2枚目に相手の2体目に出てくる龍舞やスケイルショット系統のカイリューを止めつつ汎用的に動けるHBエナジーハバタクカミ

・対面駒3枚目に対面駒として定番で何となく強そうなタスキウーラオス(水)

・対面駒4枚目に剣盾時代にラス①対面最強と謳われたイバンミミッキュ

・4体目に対面性能と崩し性能を併せ持った耐久振り剣舞炎オーガポン

・ラストの枠にキョジオーンを入れることで相手に崩し要素の多い選出をさせることでこちらの対面選出を通しやすくなるのではないか&上から2体並べることで前期結果を残したキョジオーガポンの偽装ができるのではないかとほぼ見せポケとして一番上に配置した。

 

これで潜りながらきつい並び・動き 問題点をメモしていって気になる頻度が多かった順に対策していくことにした。

 

①イバンミミッキュがそこまでラス1対面最強じゃない。

パオジアンやウーラオスはもちろん赫月ガチグマや非テラス炎オーガポンにも勝てない。 あと地味に呪いが入らないサーフゴーも無理。その他にもノマテラカイリューや宿り木や状態異常系統も無理。やっぱザシアンがいたからこそ光ってたんや・・・。

 

カイリュー側から打点がなくかつ高耐久のポケモンの初手出しがきつい。(主に赫月ガチグマ・ディンルー・カバルドン

 

③それに付随してステロ展開・毒びし展開がきつい。

オーガポンはステロも痛いけど剣舞や身代わりを使う関係上毒びしが一番きつい。

ウーラオスはステロを踏んで相手のラストがハバタクカミだった瞬間ゲームエンド。

 

④シンプル水ポンがあまりにも無理過ぎる。

 

 

上記の問題点を対戦を重ねながら少しづつ改善して最終的に使っていたパーティとなった

ミミッキュはラス1最強ではなかったけど、壁・トリル・天候等のターン稼ぎや

イダイトウストッパーとして光る部分はあったので役割を絞って型だけを変更した。

・水ポンがきつすぎるのと、少し削れた岩ポンのウッドホーンで頑丈復活させられて負ける試合がありウーラオスを連撃→一撃に変更

・ステロ・毒びし展開への対策として元記事通りにキラフロルを採用。

・キラフロルを採用した影響か初手のガチグマ率が目に見えて爆増したので逆にそこに大きな負荷をかけれるけたぐりカイリューに採用。

地震を抜いたことでサーフゴーに対して完全に無力になったが、カイリューミミッキュ以外がサーフゴーに打点を持っているので大丈夫だろうと判断してこの形でひとまず構築の完成とした。

 

・個別紹介

性格:ゆうかん 特性:マルチスケイル

実数値(努力値)H197(244) A198(204) B123(60) C120 D120 S90

HB 特化カイリューの鉢巻げきりん最高乱数切りで耐え

A 11n

 

構築の主軸。配分は原案のものを丸パクり。

 

選出を考えるときまずコイツを出せるかを考える。チオンドヒドみたいなあからさまなきついやつ以外には大体出していた気がする。

このポケモンのいいところは飛行テラバカイリュー等と違いテラスを切らずとも戦っていけるところだと感じた。逆にHPが削れた状態でテラスを切れば延命できるときテラスを使うかどうかのラインをある程度把握しておく必要があるポケモンでもあるとも思う。

例えばこっちの裏がハバカミ・オーガポンで相手の裏に炎オーガポンがいる可能性がある場合、弱点保険が発動していなければHPが十分に残っていても裏のオーガポンにテラスを残す選択をした方がよかったりする。相手のパーティにパオジアンと炎ポンが同時に存在する場合は、カイリューが初手にパオジアンと対面したらテラスを強要されるのでその場合はこちらは炎ポンは選出せずカイリュー・ハバカミ・ウーラオスと出すなどの工夫が必要。

元記事にもある通り対キョジオーン性能が凄まじく、けたぐり採用でガチグマも返り討ちにできる。ただし地震を切った影響で毒テラスに対応できなくなったのは弱い点かもしれない。さすがに来シーズンは警戒されてもおかしくないと思う。

 

 

性格:わんぱく 特性:かたやぶり(おもかげやどし)

実数値(努力値)H185(236) A146(44) B143(204) x D117(4) S133(20)

HB A121キョジオーン(4振り)のしおづけを身代わりが最高乱数切って耐え

  陽気パオジアンのつららおとし乱数2発(0.39%)ほぼ耐え

S 準速カイリュー抜き

 

万能枠&アイドル枠。可愛い。こちらも調整は丸パクり。

元記事だと特定の並びに対して投げるような印象だったが、実際どれにでも投げれるんじゃないかってくらい使いやすく選出率がかなり高かった。技構成的にカイリューがきついがハバタクカミがカイリューに対してテラスを強要する役割を担ってくれていたのも大きかったと思う。

正直、石火が欲しい場面はいくらでもあったがそれでもみがわりという技が強くて外すことはできなかった。

単に変化技やしおづけをかわせるだけではなくハバタクカミの甘えるでAを下げた状態の物理アタッカーの前で押すことでみがわりを残したまま裏と対面できたり、ワンパン圏内じゃないガチグマとの対面の際 身代わり(ブラッドムーンを受ける)→ウッドホーン(回復)→ハイパーボイスを受ける(耐える)→殴る(倒す) といった具合に倒すことができる。他にはサーフゴー等のテラスを確認するための様子見身代わりなんかもできて強かった。

大体のウーラオスより遅いので相手の裏に水ラオスがいる可能性がある場合テラスを切るかどうか慎重に決めなければならない点は注意。

 

 

性格:ずぶとい 特性:こだいかっせい

実数値(努力値)H161(244) x B115(236) C156(4) D156(4) S158

 

対面駒兼カイリューストッパー。こちらも調整は丸パクりでHBベースでパングロラオスの水流連打や持ち物なしハッサムのバレットくらいなら耐えれる。Sは最速ランドロス抜き。テラスだけ変更してて最初は炎ポン意識の炎テラスで使っていたが生きる機会が全くなかった&ガチグマに対する火力が絶妙に足りないと感じたのでフェアリーテラスに変更。

カイリューストッパーとしてよく投げていて、元のSが遅いためSを二段階上昇されると大体のカイリューに上を取られるのでこっちのカイリューが弱点保険を発動でもしてなければ即後投げした。

この動きを延々とやっていたため段々相手の動きが手に取るようにわかるようになってきて 竜舞される(ハバカミ後投げ)→とりあえず殴ってくる(上から甘えるA-1状態)→もう一度竜舞(挑発でとめる) といった流れがテンプレ化してた。

しかし、最終日前日にしざよさんが電気テラスクリアチャームカイリュー(S9でたなけーさんが使ってたやつ)の動画とレンタルを出して内心ヒヤッとした・・・。

 

 

性格:ようき 特性:ふかしのこぶし

実数値(努力値)H175 A182(252) B120 x D81(4) S163(252)

 

対面駒兼たまに崩し枠。

水ポンが本当にきつくて、少しでもマシになろうと連撃から一撃に変更した。

パーティ全体で炎タイプに対する打点が少ないため技範囲的には水ラオスの方が良かったけどそれ以上に水ポンと他のオーガポンのウッドホーンが痛い。(岩ポン入りに炎ポンを投げないことが多くその分ウーラオスが岩ポンと戦う頻度が多かったため)

この構築を使ってからグライオン入りのパーティからは必ずグライオンがでてきて無限にボコされたため返り討ちにできる剣舞悪テラス型。

Bが高い上にグライオンの上から動けて不可視の拳でまもるを貫通するこのポケモンの対グライオン性能は唯一無二だと思う。剣舞を積めばフェアリーなどの半減テラスでも毒が回る前にゴリ押せちゃったりする。

ただそれでも全体的にフェアリーテラスに対して圧倒的に弱くて汎用的な崩し枠になることはできなかった。フェアリーへの打点のアイヘやら毒突きも欲しいけど剣舞悪テラス型だとインファを抜くしかなく、さすがにそこまでの思いきりの良さは出せなかった。実際どうなんだろ?

 

 

性格:ようき 特性:ばけのかわ

実数値(努力値)H131(4) A142(252) B100 x D125 S162(252)


対面駒兼ターン稼ぎ枠。

アロキュウや赫月ガチグマの登場で多くなっていた壁展開やトリルパなどの対策と普通のストッパー性能を半々くらいにした型。守る→皮→守るで最低3ターンは稼げる。一瞬じゃれつくを抜いて身代わりを入れて更にターン稼ぎに特化した型を使ってたが結局ガチグマのハイパーボイスが身代わりを貫通してくるからすぐにやめた・・・

持ち物は特性ガードやらいろいろ迷走したが、ゴツメイダイトウとかいうめちゃくちゃ硬いイダイトウに返り討ちにされたのでそういったリスクを減らすために最終的に定番の珠に帰ってきた。

準速でも最速イダイトウを抜くことはできるが、Sを落としたウーラオスとかも抜けたら嬉しいなと思い最速。

 

 

性格:ひかえめ 特性:どくげしょう

実数値(努力値)H189(244) A67 B111(4) C200(252) D102(4) S107(4)

 

ステロ&毒菱回収役。原案の構築にいたにも関わらず最終日の夜中にやっと採用されたポケモン。実際自分が相手してても結構嫌なポケモンではある。ステロをキラースピンで回収できるだけではなくステロを撒いてくる地面タイプにテラス前提ではあるけどこの子自体が結構強い。

しかしながら僕自身がこのポケモンの扱いが下手過ぎて選出した試合はひたすら負けた。練度が足りな過ぎたし練習する時間もなかった。

ただ、このポケモンがいることである程度相手の選出が読みやすくなり、構築経緯でも述べたように初手のガチグマ率が急激に上がったりで結果的にそれをカモる動きをとれたのは良かった。

ただ結局このポケモンを使うこと自体は下手なままなのでまた練習したさはあるというか心残りではある。

 

・主な選出パターン

☆選出の仕方は一部を除けば  + @2 となる。

その中から多かったものを抜粋

・VSスタンパみたいなやつ

 +  + (or )

大体の構築にカイリューがいるからハバカミは高確率で出す。

@1はオーガポンを出すことが多いが、岩ポンみたいな明らかに炎ポンがきつそうなやつがいる場合はラオスを投げる。

後はパオジアンと炎ポンが両方いるパーティは初手でカイリューがテラスを強制される可能性があって、その場合相手の後発テラスオーガポンに3タテされないようにカミ・ラオスと選出する。

 

VS毒びし展開

 +  @1

相手のパーティにもフロルがいる場合毒菱を回収するためにお互い後ろに置く展開になると思う。初手から出てきた場合は普通にアイヘでしばいてその後フロルで回収って流れでいい。 ただオオニューラの場合は毒菱撒くだけじゃなくて普通に殴っても強いから初手から出てくる。その場合はフロルバック(地震切った影響で普通に対面きつい)

 

VSイダイトウ入りや壁・トリル展開

 +  @1

アロキュウ入りの壁にはキラフロルを選出できればアロキュウにフロル後投げしてキラースピン連打でめちゃくちゃターン稼げます。ただ炎ポンがいる場合は型破りでミミッキュの皮貫通されるのでポンにフロル投げたほうがよさそう。

 

☆変則例

VSチオンドヒドとか

 +  + とかこんな感じ

キラースピンか毒びしでチオンジェンにドクが入れば結構いけると思う。

同じような感じでブラッキー入りとかもそれができそう。

 

VSグライオン入り

 + @2

刺さっているのか高確率で初手から出てくるので、初手で剣舞して崩していく。



 

・きついポケモン

サケブシッポ

当たった試合は多分全部負けた。電気玉投げつけるとかメンタルハーブとかで確実に仕事される。

 

水ポン+ヒードラン

ドランが特性ガード持って炎ポンが殴れなかったり、ラオス剣舞で崩そうとしてもドランがフェアリーテラスだったりで結局きつい。

 

 

・最後に

最終日昼間からずっとレート1900前後をうろうろしてて一時連敗して6000位とかまで落ちた時は心折れかけて泣きながらポケモンやってて体力的にも精神的にも堪えました。

今期は長期休暇かな?ってくらいレートがインフレしたシーズンだったわけですが

まあ普通だったら「インフレしてるな~w」ってなって終わりなんですが僕くらいの中途半端な実力の人間の場合はこう思うんですよ「インフレしてるッッ!!!このチャンスを逃すわけにはいかない!」と。

そういうのもあって逆に必死になるという。

もしかしたら僕と同じようなことを考えていた方もいるかもですね。

 

あと毎度のことながら宣伝しておきます。

週1~2でランクマ配信やっているので是非来てください~!

www.youtube.com

 

さてそれでは次シーズンのS12も頑張っていきしょうー!

 

 

 

【SVシングルS6 最終238位 レート2007】漆黒を纏う豹剣サイクル

 

毎度どうも、れいれいにございます。

四災解禁後2シーズン目であるS6お疲れさまでした。

今回はシーズン6で僕が使用した構築を紹介していきます。

 

 

・使用構築&レンタルコード



・コンセプト

対面操作技を駆使してパオジアンの有利対面を作り、鉢巻パオジアンの火力を押し付け相手のサイクルを崩壊させる

 

・構築経緯

前期は最終的に対面構築を使っていたが今期は本来自分が好きな攻撃的サイクル構築を使いたいという思いがあり

序盤はいつも通り構築記事のレンタルパだったり、いつも名前出させてもらってるが動画投稿者のしざよさんが紹介するレンタルを使いながら自分の手に馴染みそうな構築を模索していた。

 

その中で一番自分が使いたい構築コンセプトに近かったのがしざよさんが紹介していた鉢巻パオジアン入りのパーティ

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本当にいつもお世話になってい過ぎてまじで頭が上がらない。

そこから数日使っていたのが動画で使われていたパーティを99%コピーしたこのようなパーティ

パオジアンを受けに来がちなヘイラッシャやアーマーガアあたりを想定外の火力から崩していける鉢巻パオジアン

とんぼがえりでパオジアンの有利対面を楽に作れるハッサム

エナジーハバタクカミ同士の殴り合いに強い最速エナジーハバタクカミ

きつい相手を無理矢理落とすスカーフいのちがけコノヨザル

パオジアンの不利対面への引き先の1つとしたADヘイラッシャ

ビルドみがわりなどの積み展開やディンルーの動きを制限させるアンコールカイリュー

と言ったところだろうか(自分が作った構築ではないからうまいこと説明できない)

 

とにかく有利対面を作った瞬間無条件で一体持っていける鉢巻パオジアンの性能は最高に自分好みだった。

課題としてはいかにしてその有利対面を作りながら試合を進めていくかということだ。

 

この構築を数日使って感じたことが主に2つ

1つ目は相手のパーティにイーユイがいた場合ヘイラッシャorカイリューの選出を強要されるがこの2体をどうしてもうまく使うことができずにいてそこから崩されることが多かった。特にヘイラッシャが不利対面を取った場合引き先がいなくサイクルが回らない。

(このヘイラッシャがそもそも対面駒のような型なのでサイクル向きではなかったかもしれない)

 

・2つ目は耐久無振りのハバタクカミの不利対面とパオジアンの不利対面が結構被っている(最速タスキパオや珠ミミッキュ

ハバタクカミにはパオジアンで倒すのが難しいポケモンを相手してほしいけど相手のパーティにミミッキュがいるだけで出したくなくなるのはなんかもったいないなと思った。

 

そしてこの2つの事を踏まえた上で改良したパーティがこんな感じ

パオジアンが出し負けるスカーフイーユイやテツノツツミに対する安定した引き先になれてボルトチェンジで対面操作もできる穏やかHCDチョッキロトム

ミミッキュやパオがいても選出をためらうことがなく、それでいて対受けループ性能も落としていないHBにかなり厚く振った瞑想みがわりハバタクカミ

 

ハッサム+ウォットムは元々相性補完の取れた並びであり、そこに鉢巻パオジアンの有利対面を作るという構築コンセプトがぴったりとハマった感じがした。

ロトムは広く浅くいろんなポケモンを相手できるため相手の選出が多少噛み合わなかった場合もこちらの選出で足りていない役割をロトムに割り振ることができるのも偉いポイント。

 

最終盤までこのパーティを使っていたがこの中でカイリューの選出率が際立って低く

この枠を何かきついポケモンへの対抗策になるポケモンを入れたいと思っていた。

 

このパーティを使っていて絶望的にきついと感じたポケモンテツノカイナ

悪タイプをエースにしてるからなのもあるが大体がカイナに打点がない上にドレインパンチの養分になる。

次点でキノガッサパオジアン鋼or毒テラストドロクツキ

 

なので新たに加入させるポケモンに求める絶対条件はドレインパンチを半減以下で抑えられること」。まずはこれを満たしていないと話にならない。

それでいて上記のきついポケモンたちになるべく打点を持ててかつテラスタルに依存しないポケモン

 

こんなポケモンを探して加入させたのが最終的に使っていたパーティ。

そんな条件を満たしていそうなポケモンテツノブジンだと思った。

さすがにパオジアンにかける圧力としては不十分かもしれないが、少なくてもテツノカイナ入りのパーティに対しては十分な圧力をかけていた(はず。。。。)

 

型とかはまだ改善の余地があるだろうがひとまず今期はこの内容で構築の完成とした。

 

 

・個別紹介

性格:いじっぱり 特性:わざいのつるぎ

実数値(努力値)H155 A188(244) B110(76) x D85 S179(188)

A マルスケ解除後のH振りカイリューにテラス嚙み砕くが確定1発

  HB特化サーフゴーに噛み砕くが確定1発

  無振りハバタクカミ(フェアリーテラス)にテラス不意打ちが確定1発

  H振りセグレイブにテラス噛み砕くが乱数1発(50%)

  HB特化ヘイラッシャにテラス噛み砕くが乱数2発(92.57%)

  HB特化クレベースにテラス噛み砕くが乱数2発(17.18%)テラス込みで受け切られる

HB ハチマキカイリューのノーマルテラス鉢巻しんそく確定耐え

S 最速ドクガ抜き

 

破壊神。型はしざよさんが動画で紹介していたまんまの型。

災いの剣+鉢巻で等倍であれば一致技だけで大体火力は足りているのでこのような技構成。極端に耐久力が高いポケモンでなければ等倍悪テラス噛み砕くで基本的にワンパンできるため上から動けて悪タイプが等倍以上のポケモンは全て有利対面と言えるイカれ性能。このポケモンで狩り取ったヘイラッシャが何匹いただろうか。

カイリューのような氷弱点の相手との対面で相手はテラスを切るかサーフゴーやテツノツツミのような氷半減以下のポケモンに引いてくるのが目に見えてるので普通に悪テラス噛み砕くを押していた。

テツノカイナのようなあからさまにきついポケモンはともかく、3回に2回は当たるパオジアンミラーに弱いというのが最大のネックだった。

 

 

性格:いじっぱり 特性:テクニシャン

実数値(努力値)H175(236) A188(164) B134(108) x D100 S85

A 無振りパオジアンにバレット+ゴツメダメで14/16で落ち

  とんぼがえりが乱数1発(75%)

  HB特化チオンジェンにとんぼがえりが乱数1発(75%)

  B252振りテツノドクガに水テラバーストが乱数1発(93.75%)

  無振りテツノツツミにインファイトが乱数1発(81.25%)

B 意地ハチ悪テラスパオジアンの不意打ち乱数1発(12.5%)

  無補正テツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

 

このハッサムも当然のようにしざよさんが紹介した型を丸パクりしたもの。

(本当にいつもいつもありがとうございます)

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この型のハッサムの詳しい調整案が書かれている記事↓

suu-poke.hatenablog.com

数値的になんでもかんでも受けまくれるポケモンではなく元々HBゴツメには少し苦手意識があったためHBで使うならオボン剣舞などだったが、この火力を伸ばしてゴツメダメと込みで撃ち合いに勝つハッサムは結構使用感がよかったように思う。

好きなポケモンではあるけど自分の中にある型のレパートリーは非常に少ないのでこれを機に他の構築記事などでいろんなハッサムの型を見てみようと思った。

どろぼうを採用していないためサーフゴーに本当に何もできないがパオとロトムがサーフゴーに強く出れるためそこまで気にならなかった。

テラバーストは最後まで処理しきれなかったドクガやカバルドン辺りに撃つ機会がありそれなりに役立った。

 

 

性格:おだやか 特性:ふゆう

実数値(努力値)H157(252) x B128(4) C139(108) D159(140) S107(4)

HD 持ち物無しイーユイの悪の波動2耐え

   持ち物無しテツノツツミのフリーズドライ2耐え

C 余り

S 麻痺した最速ドラパ抜き

 

最初に使っていたパーティのヘイラッシャorカイリューの代わりに加入させたポケモンでイーユイ・ドクガ・ツツミ辺りに投げれてパーティ内の地面の一貫を切れるポケモン(最終的にカイリューも抜くつもりでいたため浮いてるポケモンがよかった)であり対面操作技も覚える神ポケモン

言葉にするとものすごいポケモンだが実際は数値が足りず過労死しやすがそんなところもまたお茶目で可愛いポケモンでもある。

ほうでん麻痺の上振れ要素とドロポン外しの下振れ要素を両方持っているためこいつの機嫌次第で有利不利がひっくり返る試合が多々ある。

構築経緯でも述べた通り、本来の役割対象のほかにヘイラッシャやアーマーガアやカバルドンにも打点があるためパオジアンで仕留めきれなかったこれらのポケモンに止めを刺せるのは偉いポイント。

調整を参考にさせて頂いた構築記事↓

lazy2525.hatenablog.com

 

 

性格:おくびょう 特性:こだいかっせい

実数値(努力値)H161(244) A67 B91(124) C164(68) D156(4) S180(68)

HB 身代わりがしおずけ耐え

  身代わりがイカサマ耐え

S 最速ドクガ抜き抜き

 

パオジアンが通せそうにない構築に対してパオジアンの代わりに投げるポケモン

主にテツノカイナやブラッキーニンフィア辺りのポケモンや受けループに対して選出していた。

瞑想サイコショックウルガモスとの積み合いでもガン有利とまで言うつもりはないが「それなりにやれる」。本当はキョジオーンも起点にするつもりでいたが、ヘビーボンバーを搭載した個体がそれなりにいてこのポケモンでキョジオーンをみるのはやめた。

シャドーボールを入れてない関係でサーフゴーやアーマーガアに勝つことは難しいのでそいつらがいたらロトムとセットで選出しないと詰む可能性が高い。

Cに努力値をあまり振れていないため即効性のあるポケモンではなくそれで負ける試合もあったが鉢巻パオだけでは受けループを倒すことはできないためこういった受けポケモンを起点にするポケモンは必要枠だったように感じる。

 

 

性格:ようき 特性:まけんき

実数値(努力値)H217 A136(4) B100 x D110 S156(252)

 

特攻隊長(生き神様でした)。

構築でどうしても無理なポケモンに特攻するのが主な仕事で+蝶舞ウルガモスへの対策の1つ。

とは言ったものの、相手の選出や行動次第で不発に終わる可能性も余裕である上に相手のパーティにハバタクカミがいた場合は初手のエナジー持ちも考慮する必要があり選出するのが難しかった。

この構築の使い始めは脳死で選出していのちがけをしていたがこのパーティを使い込めば使い込むほどそれができなくなった(思い知らさせた)。

ただ選出した3匹が揃っていることで真価を発揮する受けループのようなパーティに対して強制的にサイクルを制限させる動きが有効だった上に時短もできてTODにもなりにずらいところはかなりの偉いポイントだったなと思う

実際ハバタクカミで瞑想を積みまくってラッキーやハピナスを含めて処理していくのは相応の時間がかかるためその辺りと噛み合っていたのは間違いない。

 

 

性格:むじゃき 特性:クォークチャージ

実数値(努力値)H149 A182(252) B111(4) C140 D72 S184(252)

 

最終日前日に入れた補完枠。

採用してから実際に選出したのが1度だけだったためほとんど見せポケになっていた。

もういっそ目立つように一番上においてもよかったかもしれない。

パーティ内できついポケモンであるテツノカイナへの対策のつもりで入れたがハバタクカミ・コノヨザル・テツノブジンと並べていたせいかカイナ入りのパーティから本当に一度もカイナを出されることがなくなり、それに気づいてからはカイナ入りに対して普通にパオハッサムロトムを選出していたので多分相手は「その選出カイナで崩壊してるんだが??」ってキレてたと思う。

ちなみに一度だけ選出した試合はコノヨ・カミ・ブジンって選出で、初手のコノヨでいのちがけしてその後ハバタクカミで瞑想積んで全て破壊して勝ったのでテツノブジンがバトルフィールドに姿を現すことはなかった。

 

なので型も最初に採用した当たり障りない普通のものとなっている。

 

 

 

・主な選出パターン

変則的な選出をすることが少なからずあるが多かったものを抜粋

 

・基本的な選出

  

この3匹で大体の構築は戦えるのでこの7~8割くらいはこの選出をしていた。

順番はなるべく初手で出し負けしない選出が望ましいがどうしても出し負けが存在する場合は自分の引き先に一番負荷のかからない選出をするのがいいかと思う。

 

・基本選出で無理そうな相手、もしくはハバタクカミの方が通ってそうな場合

  )から2体 + 

主にパオジアンで崩すのが無理そうなサイクルに対する選出。

アーマーガアとサーフゴーのどちらかがいて、その上でこの選出をする場合はロトムは必須になる。

 

・対受けループ

  

まずはコノヨのいのちがけで2on2の状態を作ってからゲームスタート

対受けループの85%くらいはハバタクカミ1匹で相手を詰ませていたがなるべく火力の高いポケモンを選出するのが望ましいと思うのでパオジアンも選出する。

ただしラウドボーンがいる場合は一気に捕食される側になる。

もしラウドボーンがいる場合はどれか1匹抜いてロトムを入れないと試合にすらならないと思う。

 

 

・きついポケモン

パオジアン

こっちのパオジアンが相手のパオジアンに打点がない上に大体素早さで負けているから実際かなりきつい。聖剣くらいなら一回耐えることはできるがフェアリーテラスをしてくることも多々あるため対面したら突っ張れたもんじゃない。かと言ってハッサムの後投げが間に合うかというと火力アップアイテムとか持たれてると無理。電気テラバの場合はバレット半減にされるのもまたきつい。

 

キノガッサ

ほのおテラスだとバレットも礫も半減にされて尚きつい。

処理ルートとしては、初手出しの場合はパオジアンがテラスを切るとマッハパンチをギリギリ耐えることができるので噛み砕く。(ほのおテラスもケアして)

テラスを切られなかったりタスキだったりで耐えられた場合はハッサムに下げてゴツメを入れて処理。

もしくは決まれば一番簡単だけどコノヨザルのいのちがけ。

ハバタクカミもテラス切られなければムンフォで行けるだろうがほのおテラスを考えるときつい。

 

他にもいそうだけどパッと思いつくのはこの2体。

 

・最後に

今期はかなり長い期間同じ軸の構築を使って終盤はかなり手ごたえのある感じがしたが

最終日はきつい構築がどんどん増えて、サブロムがものの1時間くらいでレートが吹っ飛んでしまいかなりナーバスになっていました。

メインロムの2000チャレも巡り合わせの良さもありなんとか突破したもののサブロムの惨状がトラウマになってそれ以上潜れませんでした。

だからこそ更に上で戦ってる人たちの凄さやメンタルの強さに自分との絶対的な差を感じさせられました。

 

とりあえず自分にとって一つ一つ小さい目標から達成していこうと思うので、次はせめて今期のレートを超えることを目標にしたいかなと思います。

 

それと今回の構築を題材にした動画を投稿したので是非覗いてみてください!

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それではみなさんシーズン6お疲れさまでした!!

 

 

【SVシングルS5 最終667位 レート1949】隠密翼竜と愉快で楽しい仲間達

 

 

毎度どうも、れいれいにございます。

今回は四災解禁最初のルールであるS5で僕が使用した構築を紹介していきます。

最終日深夜に突如として組んだ構築ですが可能性はそれなりに感じる手ごたえだったので誰かのパーティ構築等のたたき台にでもなれたらいいなと思います。

 

・使用構築&レンタルコード

 

・コンセプト

行動保証を持たせることに特化させストップ&スイープで詰め切ることを目指す。

・構築経緯

今シーズンから厄災ポケモンが解禁され、当然自分でも使うし相手にも使われ改めてこの四災達のデタラメな強さを実感することになった。

 

そんな四災のうちディンルー・チオンジェン・パオジアンに明確に有利でステルスロックで展開できる「精神力HBコノヨザル」に着目した。

(ちなみにしざよさんの動画で知った)

【上位勢が開拓】上位で増え始めているこの型のコノヨザルが流行ったらパオジアンやディンルーは終わりです…【ポケモンSV】【レンタル】 - YouTube

 

そしてシーズン中盤~終盤まで使っていたパーティが概ねこんな感じ。

持ち前の耐久力で必ず仕事を果たしてくれるコノヨザル

持ち物や特性で行動保証を持ち先制技もあるミミッキュパオジアンカイリュー

高耐久低速サイクル等を崩す呪いミミッキュ眼鏡イーユイ

カイリューに後投げできるHB電磁波祟り目サーフゴー

特にコノヨザルがディンルーやパオジアンを倒した後のミミカイリューの制圧力には目覚ましいものがあった。

 

これで終盤までは結構勝てていたわけだが、終盤の環境の変化についていけず徐々に負けが増え出すことに。

主だった変化と言えば、ブーストエナジーを持った「甘える痛み分けハバタクカミ」電磁波を持ったHBサーフゴー」そのサーフゴー対策の準速ラム飛行テラバカイリューの大量発生だと思う。

 

特にこれらのポケモンにカモられ続けたコノヨザルとカイリューには限界を感じ、パーティを一新することにした。

ドクガディンルーやニンフイーユイなどいろいろ使いながら順調にレートを溶かしていき、勝てない&構築もない。最終日の状況としては考えうる限り最悪だった。

 

一度頭の中をクリアにして「前に使っていたパーティで勝てていたときはどのように勝っていたか」を考えた。

一番多い勝ちパターンは数的有利を取った後のミミッキュの呪いで相手の心を折るパターンだと思い、その勝ちパターンに特化したパーティを作る方針にシフトした。

 

そしてできたパーティがこんな感じ。

 

前のパーティではコノヨザルをワンパンして強制的に3対2の状態を作られた準速飛行テラバカイリュー。散々やられたからこそ痛いほどわかるその性能。このカイリューを中心に超対面的な構築となった。

ブーストエナジーで行動保証もあり相手の準伝やカイリューのストッパーになれるハバタクカミ

テツノドクガに隙を見せるポケモンが多いのでそこに投げれるチョッキディンルー

サーフゴーを抜くとチオンジェンの宿り木をカットできなくなり面倒くさいと思い、イーユイのメガネをサーフゴーに渡し眼鏡サーフゴーを崩し役にした。

 

これで幾分かマシになったが問題点が2つあった。

1つは初手に来る相手のパオジアン。カイリューのテラバ神速やディンルーのテラバ×2で処理することはできるがそれは「但し怯まなかった場合に限る」という条件がついてしまう。

実際パオジアン入りのパーティとの試合は2回に1回くらいは初手のパオジアンに何もできずにパーティ半壊 みたいな状態に。

 

そしてもう1つはこのパーティが猛烈に相手のステロ撒きを呼ぶのでカイリューとパオジアンを同時に選出することは実質無理。

そういうステロ撒きに対してアドバンテージを取っていくコンセプトなのにステロで行動保証を失っては本末転倒。

基本はカイリューを選出するのでパオジアンを全く選出できずにいた。

 

 

そしてこの2つの問題を踏まえた上でカイリューとパオジアンの型を変更した。

 

終盤ラムカイリューが流行ったおかげか、最終日ラストスパートにはカイリューに対し電磁波を撃たれなくなっていたので他の持ち物でもいいなと思っていた&パオジアンへの殺意が高まり過ぎてたので隠密マントを持たせ、ゴーストテラスにも対応できるようアクアジェットを採用した。

 

そしてステロを撒かれても行動保証を保てるように&ブーストエナジーハバタクカミへの解答の1つとしてパオジアンのタスキをスカーフに変更してみたら目に見えて選出のしやすさが上がり活躍もしてくれたのでこの形で構築の完成とした。

 

・個別紹介

性格:いじっぱり 特性マルチスケイル

実数値(努力値)H167(4) A204(252) B115x D120 S132(252)

 

キョジオーンを役割対象としない隠密カイリュー

アーマーガア絡みのサイクルやチオンジェン絡みのサイクル以外はほとんど初手に投げた。アクアジェットのおかげで最速タスキコノヨザルを最小限の被害で突破できたり、死に出しで出てくるミミッキュの皮を剥がせたりでかなり偉かった。

テツノツツミやマリルリみたいなアクジェでは縛り切れないやつもいたためしんそくも外せずアクジェしんそく両採用という形になった。

 

この構築は相手視点ブーストエナジーのハバタクカミ以外パオジアンの出し負けがなく高確率で初手に来てくれたのでかなりの数のパオジアンを狩ることができた。

 

怯まないでくれ!みたいなお祈りもしなくていいので精神的にかなり楽だった(長い時間やるときは結構大きいと思う)

 

 

性格:ようき 特性:ばけのかわ

実数値(努力値)H131(4) A142(252) B100 x D125 S162(252)

 

最速AS呪い痛み分けミミッキュ

意地の火力が欲しい場面もあったが、最速ミミッキュや最速コノヨザルがかなりの数いたので泣く泣く陽気にした。

数的有利を取った後の詰めとして使うことやキョジオーンやヘイラッシャのような高耐久ポケモンやビルドイダイナキバや蝶舞ウルガモスのような積まれると取り返しのつかない相手に対する切り返しなど使い方は様々。

対面キョジオーンに勝てちゃうのが本当に偉い。

 

対面的な使い方以外にも、サーフゴーディンルーのようなサイクル選出をする場合もサーフゴーのCダウンリセットや技を拘り直す際にミミッキュをクッションにしてついでに呪いを撃つって動きも強かった。(脱出パックみたいな使い方)

 

 

性格:おくびょう 特性:クォークチャージ

実数値(努力値)H131(4) x B103(220) C180(196) D156(4) S182(84)

HB A特化ハチマキカイリュー地震確定耐え

  火力アップアイテム無しのパオジアンの氷柱落とし確定耐え

S 同族意識(イタチごっこ

C 余り

 

この環境で蔓延してたハバタクカミの1つ。

ストッパーとしての性能が高く第二のミミッキュとして使っていた。

この子も対面的な選出以外にもサーフゴーディンルーなどのサイクル選出に混ぜて最後の詰め筋に使うこともあった。

ブーストエナジーのハバタクカミはこれ以外にも瞑想身代わり型や普通に最速アタッカーなんかもいたがどれにも共通して言えるのが、普通に殴り合っても強いため「絡め手を採用していても汎用性を落としていない」のが本当に強いと思った。

 

後でダメージ計算してわかったことだが、Cを削ってる影響で本来対面有利なテツノツツミに対してムーンフォースが乱数1発(56.25%)なので、ブーストエナジーを持ったツツミを対面的に処理するのであればマジカルフレイムから撃って2発目のハイドロポンプを受けれるようにするのがいいかもしれない。

 

 

性格:ようき 特性:わざわいのつるぎ

実数時(努力値)H155 A172(252) B100 x D86(4) S205(252)

 

ステロ展開にも行動保証を持たせられるスカーフを採用。

環境でこいつの上を取るのが最速エナジーテツノツツミであとは最速エナジーハバタクカミと同速くらいで、それ以外のエナジー持ちやスカーフ持ち対しては上を取ることができる。

一応甘える痛み分け型ハバタクカミの解答の1つだが、B振りハバタクカミはパオジアンの氷柱落としを1発は耐えてくるので、絶対勝てるというわけではない。

カイリューアクアジェットで氷柱落としの圏内に入れることができるので、カイリューパオジアンと選出してる場合はかなり意味のあるアクアジェットとなる。

 

ステロ展開から龍舞して全抜き体制を整えたトドロクツキを上から完全封殺した時は脳から変な汁がでた。

 

技構成は基本となる3種とラス1対面で撃てる等倍最大火力のギガインパクトとしたが、ギガインパクトを撃つ機会は残念ながら1度もなかった。

テラバーストと先制技を採用しないと覚える技がそこまで多くなく、せいぜい絶対零度辺りが関の山か。

 

 

性格:ひかえめ 特性:おうごんのからだ

実数値(努力値)H175(100) x B117(12) C200(228) D112(4) S125(164)

H 16n-1

HD 無補正振り切りサーフゴーのシャドーボール最高乱数切って耐え

  無補正振り切りハバタクカミのシャドーボール14/16で耐え

  テツノツツミの水テラスハイドロポンプorメガネテラス無しハイドロポンプ確定耐え

S 準速キノガッサ抜き付近をまとめて抜ける準速ガッサ+3

 

低速サイクル等への崩し枠。

これまでのシーズンでもちょくちょく見かけた調整の眼鏡サーフゴー。

耐久ありそうに見えてガブリアス地震カイリューのハチマキ地震は普通に死ぬので過信は禁物。

有利対面ゴールドラッシュを撃てそうなら迷わずテラスを切った。

こいつの見た目全然強そうじゃないのに実はかなり強いところ 好きです。

 

 

性格:いじっぱり 特性:わざわいのうつわ

実数値(努力値)H231(4) A178(252) B146(4) x D124(188) S73(60)

HD 眼鏡C特化イーユイのテラスオーバーヒート確定耐え

   火力アップアイテムなしハバタクカミのムーンフォース2耐え

   眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォース確定耐え

   (テツノツツミもハバタクカミと同じ)

S ミラー意識

A 特化。無振りガブリアス程度の耐久なら地震2発で大体倒せる(乱数2発91.4%)

 

圧倒的耐久力という点で行動保証のあるポケモン

このパーティのミミッキュ・ハバタクカミ・サーフゴーがテツノドクガにかなり弱いためそこに投げれる枠として採用。

特殊方面ではほぼ崩されないほど固く、HB方面は無振りだがパオジアンの氷柱落としを確定で耐える程度には硬い。

ラスタルを込みで出し負ける相手がほとんどいないため、初手に出してカイリューのような使い方をすることも想定したが実際はサーフゴーのサポートがメインだった。

チオンドクガのテツノドクガがサーフゴーのゴールドラッシュだけで崩しきるのが難しいため残飯のステロ撒きでもよかったかもしれない。

 

ただ一度A特化ディンルーの殴り合い性能を味わうとなかなか捨てれなくなる。

剣盾の頃のHAチョッキグラードンに近い存在かもしれない。

 

・主な選出パターン

・基本的な選出

 + ()から2体

とにかく1対1の殴り合いを制していく選出。

どれを出しても役割としては対面的なストップorスイープになるので技の通りの良さを考慮して選ぶといいかも。

ウルガモスやイダイナキバがいたらミミッキュを出さないと有利対面で積まれ取り返しがつかなくなるので絶対選出。

 

カイリューを出しにくいけど対面選出したいとき(主にセグレイブ入り)

)から2体 + 

初手にディンルーを投げてカイリューと同じ使い方をしていくか

ハバタクカミ・ミミッキュ・パオジアンみたいな選出で地道に1匹ずつ処理してラストパオジアンにスイープしてもらうか。やることはカイリューを出すときとほとんど変わらない。

 

・サイクル選出

 + (or)

イルカアーマーガアやチオンドクガやキョジオーン入りには大体この選出をしていく。

イルカアーマーガアは初手にサフゴを置いて裏にミミッキュ&ディンルーを置くことが多く、変身したイルカのウェーブタックルを耐えるためにディンルーでテラスを切ることになると思う。

チオンドクガは正直まだうまい立ち回りができていないが、ドクガから崩せるならハバタクカミを選出したほうが最後楽に詰められるような気はしてる。

キョジオーンに対しては自分はミミッキュで倒していたが、多分ハバタクカミでも倒せるので多分どっちでもいい。

正直まだこのパーティを自分自身使い込めていないのと、ほとんどの試合を対面選出する都合上サイクル選出の練度が足りてないのは否めない。

 

 

・キツいポケモン

ハッサム

自分で構築を組むと何故か毎回重くなる。

今回に関してはストップ&スイープ役全員がハッサムに抜群を付かれるため過去1重い。好きなポケモンなのに・・・

 

ロトム

こいつもいつも重くなりがち。

HBならラム持っていようが多分鬼火を撃ってくるのでブラフは通用しない。

いたらディンルーを投げてボルチェンをカットしつつ鬼火を食らいながらカタストロフィで削っていくしかない。

 

・キラフロル

こいつ自体ははサクッと倒せるのだがサクッと倒せるのが物理アタッカーのみなのでどうしてもどくびしを撒かせてしまい、裏で毒びしを回収できるポケモンもいなく毒びしもステロも痛くないのがサーフゴーのみとなる。

いつもカイリューから入っていたがワンチャンパオジアンから入って怯みを狙っていくのもありかもしれない。

 

・最後に

最終日構築もレートもなく散々だった上に最後追い上げたとは言えレート2000を達成できたわけでもないので胸を張ってよかったと言えはしませんが、最後まで頑張ったからか気持ちは結構スッキリした状態で終わることができた気がします。

 

いつも宣伝してますがつべで生放送(週1~2ペース)をやってるのでよかったら遊びにきてください。

www.youtube.com

このパーティを使ってS6序盤を潜る枠も1回は取りたいのでアーカイブができたら追記でこの記事にも貼っておこうと思います。

 

それではみなさん、シーズン5お疲れさまでした! S6も頑張りましょう!!

 

 

【SV シングルS3 最終1136位 レート2004】聖夜の願い事サイクル

 

みなさんお久しぶりです。 れいれいです!!

パラドックス環境最初のシーズンであるS3お疲れさまでした!

今回僕の結果は最終順位1136位 最終レート2004でした。

 

決して賞賛されるような結果ではないのですがレート2000という1つの節目はクリアしたので今回はS3で僕が使用した構築を紹介します。

 

 

使用構築

コンセプト

クッション役にも高火力(アナライズ・一致イカサマ)を持たせることで

どこからでも相手に負荷をかけれるサイクルを作り、最終的にメガネツツミorスカーフガブリアスの一貫を作ることを目指す。

構築経緯

今期は珍しくシーズン初日に使った軸を改良しつつそのまま最後まで使い切ったのでその経緯を記そうと思う。

 

僕が自分で構築を組むとメガネかハチマキを持った高火力アタッカーを中心にサイクル構築になる傾向があり今回もその例に漏れずにシーズン初日にできた試作1号パーティがこれ

ランクマ解禁前パスワード対戦で自分が一番苦戦させれた「テツノツツミ」を筆頭になるべくツツミが不利対面を取った場合に引き先を作れるようにした。

ツツミの特殊耐久の薄さをカバーするために特殊を受けれるテツノドクガョッキジバコイルを採用。

一部で囁かれていた草分け胞子アラブルタケが序盤の内は一定数いると予想し対策としてHB防塵ゴーグルアーマーガア。

環境全体のSが高くなったことで上から殴れるスカーフ枠が欲しい+パラドックス中心のパーティは地面の通りがいいということでスカーフガブリアス

最後の枠にパラドックス解禁前にやばいやばいと噂されていた両刀みちづれアンコテツノブジンをお試しで(あと単純に一番好きなパラドックス)入れてシーズン序盤を戦った。

 

そして試作2号がこれ

ハバタクカミがパラドックの中でトップの使用率を誇る中サイコショックの採用率も高くドクガの選出率が激減したのとアタッカーがかなり特殊に寄ってたのが気になり

お試しでゴツメカイリューを入れた。

HBにかなり振っていてテラスタルすればセグレイブすらも起点に龍舞していけるが後述の「セグカミラッシャ」のヘイラッシャで止まるため結局選出できないでいた。

 

 

ここまでの構築の問題点は主に

・セグカミラッシャがきつすぎる。

・特殊受けをジバコイルが一手に担っているがそのジバコイルに回復技がないためハバタクカミ&サーフゴーみたいな並びに役割集中で破壊されることが多い。

・キョジオーンがきつすぎる。

 

一時期これで5桁をさまよい続けて頭を抱えていたが僕がよく参考にさせて頂いてるしざよさんの動画で紹介されていた、物理を受けつつ願い事で味方のHPを回復して役割集中を防ぐブラッキー

ブラッキーなら流行りのセグレイブやハバタクカミを簡単に対策可能!サイクルの練習をしたい人にもオススメ!【ポケモンSV】【カイリュー】【サーフゴー】 - YouTube

 

当時の僕からしたらまさにタイムリーな動画でした。一番欲してた答えだったので。

 

そしてブラッキーを組み込みつつその後も何度か調整を加えた結果最後に使った構築となった。

前述したブラッキーを加え、テツノブジンをA特化の対面的な技構成に変更。

ゴーグルアーマーガアを抜いたことできつくなったキノガッサのせめてもの対策として「ねごと」採用。

キョジドオーハバタクカミみたいなのをメインにその他ラウドボーンとかめんどくさいのを倒すための隠密マント渦アンコカイリューを採用して一旦完成とした。

 

個別紹介

性格:いじっぱり 特性:クォークチャージ

実数値(努力値)H149 A200(252) B110 x D81(4) S168(252)

 

見た目一番好きなパラドックスポケモン(ドクガと僅差)

選出の2枠は決まって残り1枠悩むとき雑に投げてそこそこくらいの仕事をしてもらった枠。キノガッサがいるパーティには必ず初手に投げてた。胞子から入ってくれればタスキを残したまま突破できる。あとはテツノカイナやイダイナキバみたいなブラッキーを出しにくいときも大体選出してた。

 

両刀にする配分もあるが、絶妙に足りない火力をかげうちで少しでも補うためのA特化。準速のため最速ガブリアスよりSが1低い168。SVにはいない霊獣ボルトロスと丁度同じ素早さ。こいつにテラスタル切ることはほぼないが一応かげうちのリーチを伸ばせるゴーストテラス。最終日一度だけ削れたクエスパトラに対してソルクラ&霊テラスかげうちで倒しきる試合があった。 覚える技も豊富なので開拓が進んでいけば色んなテラスタルの可能性があるかもですね。(テラピースがあるとは言ってない)

 

 

 

性格:おくびょう 特性:クォークチャージ

実数値(努力値)H133(12) A90 B135(4) C174(236) D81(4) S206(252)

 

メガデリバード

命中不安が付きまとう事で使用者の精神を蝕み続けたポケモン。理想としては冷凍ビームやフリドラをメインに立ち回ってドロポンは最後の切り札と考えた方が精神衛生上良い気がする。

少なくても最初からドロポン当てること前提の試合と比較して負けた時の後悔の度合いが違いすぎる。

あと氷ポケモンあるあるだが、冷凍ビームやフリドラ1発でサクッと凍らせてそのまま easy win みたいなのも試合数重ねると何試合かある。

 

終盤まではしざよさんが使っていた、Dに68振ってハバタクカミのムンフォを最高乱数切りで耐える調整を使っていたが、スカーフハバタクカミがひかえめだったりと調整が活きない場面も出始めて、それよりHDカバルドンやH振りヘイラッシャに冷ビやフリドラをミリ耐えされることがあることの方が気になったためDを削ってその分をCに回した。

今の状態でHDカバルドンが冷ビで確定1発 H振りヘイラッシャがフリドラで乱数1発68%

ただブーストエナジー型のハバタクカミもそれなりにいたのでこれは諸説。

 

 

テラスタイプのゴーストは元々カイリューしんそくをすかしながら倒すことを想定したものだったが、それ以外にはツツミに抜群を付いてくる格闘技(ガッサのマッハパンチやコノヨザルのドレインパンチ)などをすかすのに一役買った。

その前に使ってたロトムボルチェンをすかす地面テラスも悪くなかったので最後まで結構悩んでた。

 

 

性格:ひかえめ 特性:アナライズ
実数値(努力値) H175(236) x B136(4) C167(12) D142(252) S81(4)

HD  ハバタクカミのマジフレ3耐え 

   ハバタクカミのメガネシャドボ2耐え 乱3(36・4%) 

   無補正C156振りまでのサーフゴーならC+6シャドボも確定耐え

C  ラスターカノンで無振りガブリアス確定2

  10万ボルトでH振りサーフゴー確定2

  

鬼の特殊耐久とアナライズによる火力を兼ね備えた優秀なサイクルパーツ。

調整はしざよさんの調整をそのままパクっている。

始めはミラーコートを採用していたがあまり打つ機会がなかったので、テラバーストを採用。カバルドンエナジーイダイナキバを受け出され、こちらに引き先がいないときのせめてもの打点となった。

始めは飛行テラスで使っていたが、生放送中視聴者の方に水テラスをオススメされ使ってみたらかなり使用感がよかった。

そしてツツミジバコミラーとの試合でのジバコミラーが一番地獄だった。確実に後攻を取れるようにS個体値を少し落とす等の調整も必要だったかもしれない。そうでもしないと怖すぎてボルトチェンジが押せないという。

 

 

性格:ずぶとい 特性:精神力

実数値(努力値) H202(252) x B178(252) x D151(4) S85

 

可愛い。

セグレイブやカイリューガブリアス等の物理ドラゴンをメインに受けていたのでテラスタイプはフェアリー。実際ハチマキの「きょけんとつげき」や「げきりん」は受けられないのでフェアリーテラスで対応していた。

願い事が優秀でジバコイルガブリアスを延命するだけでなく。願い事→カイリューバック等でマルチスケイルを維持しながらカイリューを受け出せたりといろいろ使い方があった。

サーフゴーをよく受け出されるが無振りサーフゴーに対してイカサマが4割程入るのでダメージを見てスカーフかどうか判断し、スカーフだと思ったら「まもる」で技を見てから行動するようにした。

 

このポケモンは昔から何度か使っていたが使うのが難しく苦手意識があったが、少し仲良くなれた気がする。

2000チャレを2度落とされて、3度目の2000チャレのときは最後この子のイカサマで試合を決めたのでその瞬間の後ろ姿が愛おし過ぎて抱きしめたくなった。

相手パーティにコノヨザルがいた瞬間出したくなくなるので終盤コノヨザルが一気に数を増やしてきたのはかなり向かい風だったが・・・・。

 

 

性格:いじっぱり 特性:マルチスケイル

実数値(努力値) H191(196)  A170(4) B177(12) C108 D152(252) S106(44)

 

キョジオーンがきつすぎてなんとか対策しようと入れた枠。

もぐさんという実況者の方が使っていた型を丸パクりした。

ハバタクカミ意識のHD振り+鋼テラスタル。Sは4振りのサーフゴー抜き。

最初はかなり使用感がよかったが、終盤はこの型のカイリューがそれなりの数いたみたいで読まれることや、キョジオーン+セグレイブみたいな並びもかなり多くなっていた+キョジオーンを選出されないと腐ってしまう事もある上にこちらの選出も歪むので使うのが難しいポケモンだった。

とは言え、きついキョジオーンをたくさん倒してくれたから感謝はしている。ありがとう!!

 

 

性格:ようき 特性:さめはだ

実数値(努力値) H183 A182(252) B115 x D106(4) S169(252)

 

おそらく本構築のMVP。いわゆる無課金スカーフガブ

「聖夜の願い事サイクル」なんて大層な構築名にしといてこんなこというのもあれだが

勝った試合で一番活躍していたのは結局こいつだった。

基本はスイーパーとして使っていたが、イルカアマガハラバリー等の最終的にツツミを通したいサイクルに対してはサポート役としてステロを撒いたりしてた。

終盤テツノドクガが増え出してからはこいつの選出率も更に上がった。

イダイナキバのような物理耐久の高いポケモンに対しても、テラスを切ることで地震が2発で収まることもある上に、水テラスイルカマンと同じでテラスを切ってなんの役にも立たないなんてことはないので選出した試合の8割くらいはこいつにテラスを切っていた。

 

 

主な選出パターン 

・対セグカミラッシャ

  

一番スタンダードな選出。イカサマやボルチェンを駆使して最終的にツツミを通すことを目指す。ブラッキーに対してヘイラッシャを受け出されるので受け出し時あくびを入れた後に多少の択が発生する(守るかイカサマか)。ただどうしても地割れをよけなければいけない場面がくるのでそこはお祈りするしかもはやない。悲しいことに。

 

・対セグカミラッシャ+テツノドクガ

   )から2体 + 

後半突然数を増やしたセグカミラッシャの亜種的存在。

ドクガを選出に絡まれるとテラスタル込みでサイクルが破壊されるので

ガブリアスを絡めた選出をする。

ブジンツツミガブのような少し対面に寄せた選出にするか、ガブツツミブラッキーのようなガブ中心のサイクルにすることが多かった。

 

・対イルカアマガハラバリー

  + @1

初手にイルカマンが素引きしてハラバリーがくるので、クイックターンでガブを合わせる。アーマーガア意識でここでゴーストテラスを切ることが多い。ガブは1サイクル目でステロを撒き2サイクル目から地震。ハラバリーはステロと冷凍ビームで削りながら倒す。 @1の枠は無難にイルカマンストッパーのブジンを出すことが多かったが相手によってはブラッキーやジバコを出すこともある。


・対キノガッサ入り

 + @2

大体初手にキノガッサがくるが、来なかった時の引き先を用意できるのが理想。

初手に胞子を撃ってくれればタスキを残したまま突破できる。

稀に何かを察した相手が初手からタネガンを撃ってくる場合があるが3発までなら耐えるのと最悪タスキ潰せてるからokと考える。

@2はツツミジバコにすることが多かった(体感)

 

 

・対キョジオーン入り

 + @2

最終盤はあまり安定しなかった。

キョジドオーハバタクカミみたいな並びなら@2をツツミガブにして大体勝てる。

セグレイブ入りの場合はブラッキーを選出させられるためキョジオーンと含めてサイクル負けすることが多かった。

テツノツツミのドロポンでHDキョジオーンに6割(等倍の場合)ほど入るので、最悪そのルートで処理することを前提に選出を変えることもあった。(あまりやりたくない)

 

 

キツいポケモン

ハッサム

ハチマキ・チョッキなどを考えると安定して勝てるポケモンがいない上に使用者によって動き方もまちまちなので選択をミスると1.5匹分くらい破壊される。

押しポケなのに今回ばかりは相手パーティにいるととても嫌な気持ちになってすごく複雑だった・・・

 

コノヨザル

物理受けのはずのブラッキーが一生起点にされるため選出できないためかなりきつい

受けるのが無理なのでツツミやガブリアスのような上から殴れるポケモンで対面処理するしかない。

残飯ビルドか起点作成要員かわかりにくいのも嫌らしい。

 

壁下のクエスパトラ

いつもボコられる。理想は壁を張ってきそうな相手をワンパンすることだが簡単にいけば苦労しないよねぇ~。

一応HBサーフゴーならガブの無課金地震でドラパなら逆鱗でワンパンすることは可能だが最終日に両壁てっていこうせんアーマーガアと当たって変な声がでるくらいビビった。

 

ミミズズ

イルカアマガハラバリーの亜種的にミミズズが入ったサイクルがあり

ガブリアスが投げずらすぎて最終盤はかなり苦戦させられた。

こんなミミズに苦戦させられるなんて!と思うと涙が出そうになった。

 

 

最後に

すごく変なことを言うかもなんですが、ポケモンランクバトル最終日の少しお祭りっぽい雰囲気がすごく好きです。

ツイッターのTLで目標レート達成して歓喜してるツイートや急所や一撃技で運負けして嘆いてる方もいて最終日はそれが一番活発に起こっていて、その中で自分も戦っているって思うと何故かすごく気持ちが昂る感覚があるのですがみなさんはどうでしょうか。

 

だから今作からレート対戦を始めた方なんかにもこの感覚に触れてもらって

それを楽しい!って感じてくれたら嬉しいなーなんて思ったりします。

 

あと週1~2ペースですがyoutubeで対戦生放送もやっていて今回の使ってるパーティも使ったアーカイブも残ってるのでよければチェックしてみてください!

www.youtube.com

 

シーズン4はテラピースの問題もあってたくさんポケモンを育成することはできないのでいろんな方のレンタルパを借りて序盤は遊んでいこうかなと思います。

それではS3お疲れさまでした!!

 

 

【剣盾S33シングル最終521位 レート1840】対面&サイクル対応イベルザシアン

こんにちは、れいれいと申します。

7ヶ月という長期間の禁止伝説2体ルールお疲れ様でした。

シーズン33にて僕が使用した構築を紹介します。

いつかレート2000や二桁順位を取ったら記事を書こうと思っていたのですが

自分の中でそれなりに思い入れのある構築なのでこのルールの記念として書かせていただきます。

 

 

構築経緯

 

とにかく僕は0から構築を組むことが得意ではなく基本は既存のパーティをベースに色んな禁止伝説の組み合わせを使い使用感を探っていました。

そういう意味ではこの7ヶ月という長期ルールは案外悪くなかったかもですね(最初はめちゃくちゃ文句言ってた)

 

ザシオーガ、イベザシ、ザシバド、ザシレシラム、イベルネクロ、ネクロホウオウ、ホウオウダイナ、ネクロWキュレム、ダイナジガルデ

と他にも使ってた気がしますがこのあたりの組み合わせを数パターン

 

移り行く環境の中で広く浅く大雑把にほとんどの禁止伝説と五分五分以上の対応ができ対面的な試合であればたくさんの試合数を稼げるイベルザシアンが一番使いやすく感じ他の構築と並行しつつイベザシの組み合わせをメインの軸としてパーティを練ることにしました。

 

その中で最も使いやすかったイベザシ構築

megaketsuban.hatenablog.com

こちらを参考にして自分なりに新しい要素を取り入れていった。

 

大元の記事と重複する部分になりますが

イベルザシアンはとにかくサンダー(特に珠)がきついのでそこをメインの役割対象にしつつ偉い技範囲の雪雪崩マンムー

イベルザシアンが苦手な相手のザシアンへの勝率を上げるためのサポートとしてHBゴツメサンダー(こいつが頑張る日は自然と勝率が上がる)

元記事ではバンギヌオーやラキヌオー、その他低速サイクル等の崩し枠としてスカーフウオノラゴンが採用されているがカイオーガ対策の貯水枠・ディアルガゼクロム等のドラゴン勢にも選出しつつ交代技でサイクルも回せる最速鉢巻ランドロスに変更

このままではスカーフカイオーガに潮吹きされてるだけでパーティが半壊しかねないのでなるべく考慮されづらいストッパーとしてHD貯水ヌオー

 

といった感じで完成。

鉢巻ランドが加わったことで対面だけでなくサイクル的な動きもしやすくなった。

見ての通り氷の一貫がエグイですがそこはザシアンを絡めたプレイングでなんとかするしかないと腹を括ることにした。

 

 

個別紹介

ザシアン

 

ザシアン@くちたけん(ふとうのけん・ようき)

167(0)-222(252)-135(0)-90(0)-136(4)-220(252)

きょじゅうざん/じゃれ/インファイトつるぎのまい

ぽけっとふぁんくしょん!
 
最速ASザシアン
元記事ではHSですが実は僕がASだと勘違いしてそのまま最後までASで使い続けてました。耐久無振りだとA特化ザシアンのきょじゅうが乱数1発(50%)仮に耐えても確実に石化圏内なので対面では勝てないがゴツメ等で削ればこっちのきょじゅうのワンパン圏内まで持っていけるので使っててそこまで気にならなかった。
Aに振ったメリットとしてはザシアンを受けにくるHBサンダーやネクロズマ等とコスパダイナを剣舞で割と楽に崩せることなので一長一短だと思う。
専用技のきょじゅうと後投げされやすいサンダーへの打点のじゃれ 微妙に足りない火力を補う剣舞は確定で、インファの枠は元々ワイボにしていたが後投げされるネクロや鉄棘とあわよくば宿り木も入れちゃえってでてくるナットが死ぬほどきつく感じたのでインファに変更。ただ正直どちらも欲しくなる場面が必ず訪れるので悩ましい。
 
 

 

イベルタル@いのちのたま(ダークオーラ・ひかえめ)

201(0)-135(0)-115(0)-201(252)-119(4)-151(252)

あくのはどう/ぼうふう/ねっぷう/ちょうはつ

ぽけっとふぁんくしょん!
 
本構築のダイマエース。火力アップ系の特性に一貫の取りやすい技範囲に加えてダイアークのDダウン込みでの火力アップ。シンプルに火力の高いダイジェットエースとして幅広く活躍してくれた。
前期上位勢のイベルタルを参考に飛行技にぼうふうを採用。
ダイマエース的には1回の攻撃でより多くのダメージを与える事がダイマターンを効率よく使うカギになるのでとても理にかなってると思った。
目に見えて変わったのはS+1状態でパワフルハーブゼルネアスと対面したときジオコンのターンにジェット(相手のHの振り方次第ではこの時点で低乱1発)、次のターンダイマされてもあくはやぼうふうで落とせるようになったこと。
 
技構成の最後の一枠にはジガルデやその他絡め手を使う相手を封殺しつつダイウォールの媒体にもなる挑発を採用した。
一度この枠をバンギへの打点のきあいだまにして使ってみたが、ダイウォールが欲しい場面もかなり多く改めてダイウォールの取り回しの良さに気づくことに。
このシーズンはほとんどのラッキーが変化技のみの技構成だったのはかなり追い風だった。
 
 
サンダー

 

サンダー電@ゴツゴツメットせいでんき・ずぶとい)

197(252)-87(0)-150(252)-145(0)-110(0)-121(4)

ほうでん/ぼうふう/とんぼがえり/でんじは

ぽけっとふぁんくしょん!
 
最終日になって5~6回ほど技構成を変更したのでいろいろとガバが多い。
元々は相手のザシアンにゴツメを入れてあわよくばまひを入れれたら最高くらいの役目だったが、選出の都合上絶対に静電気麻痺を引かないと勝てない試合が一定数存在してしまって下振れるときはとことん負けてしまうので思い切って自分の選出の癖になるべく合いそうな技構成に変更。(元々はボルチェン 暴風 熱風 羽休め)
 
まずは絶対に麻痺させたい試合ではより確実に麻痺を狙うためのでんじは(その他こいつでダイマックスを切って死に際にでんじはを撃つ動きが結構強かった)
 
とんぼがえりバンギラスヌオーみたいなサイクルにより圧力をかけるためにボルチェンから変更したが正直そんなに圧力にならなかった上に突貫作業だったのでA個体値が4の無駄に頑張って厳選したサンダーだったことを今の今まで気付かなかったというガバ。一応ラグヌオーやジガルデにも打つことができたから採用した意味事態はあったが調整ミスが痛い。
今回初めて構築記事を書いたが、書くことで自分のミスに気付けるなんてこれはある意味副産物だね(泣)
 
そして最後に麻痺ったザシアンに対して上から交代技を撃つわけにはいかないので居座れるほうでんを採用した(相手が交代してきた場合は裏にも麻痺チャンス!)
 
 
ヌオー

 

ヌオー@たべのこし(ちょすい・しんちょう)

202(252)-105(0)-106(4)-76(0)-128(252)-55(0)

じしん/あくび/まもる/じこさいせい

ぽけっとふぁんくしょん!
 
参考元のまんまなんですがカイオーガに対する見えにくいストッパー。
こいつのおかげでザシオーガに対してはエグイ勝率を叩き出した。
終盤HB残飯身代わり瞑想オーガが地味に増えたのは少し向かい風だったがそれでも本当によくやってくれた。
地味にC特化珠サンダーのダイジェットと特化じゃないザシアンのじゃれを1発は耐えられるのも偉かった(特化じゃれだと乱数一発25%)
扱いをミスると一瞬で崩されるので、カイオーガ対面ではとにかく裏にあくびを入れオーガが帰ってくるタイミングでじしんを押すことを意識した。
型がバレてる試合終盤ではザシアンオーガ対面で積極的に相手の釣り交換を読んだ居座りをした(全部刺さった)
 
 

 

ランドロス霊@こだわりハチマキ(いかく・ようき)

165(4)-197(252)-110(0)-112(0)-100(0)-157(252)

じしん/そらをとぶストーンエッジ/とんぼがえり

ぽけっとふぁんくしょん!
 
最速AS鉢巻ランド。
バンギ絡みのサイクルを崩すためのサイクルリーダー。
その他、ホウオウやゼクロムレシラムにも出していく。
役割対象にS90族がいるため最速で採用。それでも火力は十分出せたと思う。
じしんはもちろんだが、とんぼがえりだけでも相手のサイクルに十分な圧をかけることができた。
唯一悩みのタネだったのがAS振り故の耐久のなさでダイマックスを切ってもダイマックス終了までなかなか生き残れないこと。ダイウォールがあればジェットとウォールを使って鉢巻とスカーフ両取りのランドロスが誕生できたかもしれないが、この4つの技どれも必要過ぎて外すことができなかった。
 
 

 

 

マンムーきあいのタスキ(どんかん・いじっぱり)

185(0)-200(252)-100(0)-81(0)-91(84)-122(172)

ゆきなだれ/じしん/こらえる/こおりのつぶて

ぽけっとふぁんくしょん!

珠サンダーに唯一対面勝てるポケモンで珠持ってそうなサンダーがいる構築(バドザシとか)にはほとんど初手に投げてた。
相手のマンムーもどうしようもなく重いので、ミラーで確実に後攻ゆきなだれを撃てるようにSをかなり落とした(最初Sを1だけ下げたセコイマンムーを使ったら更に遅いマンムーに負けたw)
ランドロスが加わる前はこいつに岩技を持たせてホウオウの相手もしていた背景からSはHBベースのホウオウのS(118前後)を基準にSを振った。
襷なので正直A以外に振りたいところもなく適当にDに振ったが1度だけ雪雪崩のターンに黒バドにトリックでスカーフを押し付けられてしまって「終わった・・・」と思ったらエナジーボールをミリ耐えして返り討ちにした試合がありそのときはDに振った自分に感謝した。
 
ゆきなだれ接触技なせいでゴツメ持ちやナットレイの後投げで襷をつぶされることもあったので毎回びくびくしながら撃ってた。
ランドを採用したことでホウオウの相手をする機会が激減したので、岩技を抜いて参考元と同じくこらえるを採用。砂や霰のダメージを受けないマンムーと非常に相性のいい技だった。
 
 

主な選出

・対ザシオーガ

or

@1の枠は基本ザシアンで、ヌケニンがいる場合のみイベルタル(イベルを入れる場合はザシアンを死ぬ気で麻痺らせにいく必要がある)
ヌオーでオーガを止めてザシサンダーで詰めるか、オーガ以外を削ってラストヌオーでダイマ切ってオーガをしばくかの2パターン

サンダーなどの地面の一貫を切るポケモンがいるうちにザシサンダーを切らないように心がける

 

・対ザシバド

or

サンダーが初手に来る場合マンムー以外から入ると無条件で1対持ってかれるので極力マンムー初手。サンダー以外が初手に来た場合は襷を温存することを優先に。

相手パーティにラグラージカバルドンなどのステロを撒いてきそうなやつがいる場合は例外的にイベルタルが初手に。カバ等と対面したら挑発。初手でサンダーと対面してしまったら腹くくってウォールアークウォールでせめてダイマターンをやり過ごして礫圏内へ入れる。(ただほぼ負ける)

サンダーがいなくてバンギがいる場合は先発イベルタルで裏にランドサンダー。

 

・対イベザシミラー

or

@1の枠は8割サンダーを出していた。相手のパーティにマンムーがいた場合はこちらも初手にマンムーを。

相手のザシアンが削れてないうちは無理に攻め込まない。とにかく相手のイベルに先にダイマを切らせるように意識した。

ラグラージがいる場合は初手イベルタルで展開を防ぐが初手でザシアンと対面してしまったときにこちらのサンダー引きが読まれて釣り交換されることもそれなりにあるので正直やりたくない。

 

・対バドホウオウ

or)

なるべくサンダーも選出したいところだが、ポリゴン2がいる場合はザシアンを投げたりした。これに関しては今でもこれっていった選出が定まりきらなかった。

それなりに多いパーティなのに安定して勝てなかったのが今回勝ちきれなかった一番の要因だと思うけど時すでにお寿司。

 

 

きついポケモン

 

・氷タイプ全般

氷の通りがすこぶるいいのでガラルヒヒダルマキュレム等がきつなりがち。

ザシアンを大事にしてなるべく氷の一貫を切るように立ち回った。特にホワイトキュレムが相手だと相当シビアで交代技でキュレムがザシアン以外と対面する事態を避けるかサンダーに後投げされる読みでんじはを決めるなどするしかなかった。

 

・サンダー

対策してもきついもんはきつい。

でんじは持ちの初手ダイマとかはやられた時点でほぼ負け確定。

 

・鋼飛行勢

バンギと共存してないテッカグヤはまだなんとかなる。

バンギヌオー鋼飛行の並びだと初手降参レベル、最終日3回ほどこれに当たって何もできずに一方的に負けた。

 

最後に

 

構築経緯でも少し触れましたが、最初はブーブー文句言ってた7ヶ月禁止伝説2体ルールも今になって思うと環境を考察するのに十分な期間があってまあよかったのかなーと思います。

今回初めて構築記事を書いてその大変さを身に染みてわかったので、普段記事を書いてる方たちには最大限の尊敬と感謝をしたいと思いました。

普段はランクバトルの生放送をやっていてい今回使った並びも使ってるので是非そちらもチェックしていただけると嬉しいです。

www.youtube.com

 

それではSV発売までの2ヶ月ちょい。更なる魔境でなんとか戦っていこうと思います。

S33お疲れさまでした!