みなさんお久しぶりです、れいれいにございます。
DLC碧の仮面環境(レギュE)最初のシーズンであるS11お疲れさまでした!(オーガポンとかともっこみたいなフライングしちゃった子たちもいましたが)
今回はシーズン11で僕が使用した構築を紹介していきます。
・使用構築&レンタルコード
・コンセプト
レギュEグッドスタッフ的な並び(BIG6+オーガポン・赫月ガチグマの中から6匹みたいなやつ)とキョジオーン絡みのサイクルを標的とした並びを目指す。
・構築経緯
10月20日くらいまで鉢巻パオジアンやチョッキエンペルトを軸にした攻めサイクルで潜っていたが、元々いたパオジアンやイーユイ辺りの高火力ポケモンに加えてオーガポンや赫月ガチグマの追加で受けづらいポケモンが増えたのと、アローラキュウコンの追加で壁展開が増えたことでサイクルパの難易度が以前と比べ物にならないほど上がっているのを感じた。
ついには5桁の沼から抜け出せなくなるほど負けが込んでここでようやく構築を捨てる決心がついた(遅い)
とは言ったものの、完全な無の状態から構築を作れるほど上級者でもないので
いつも頼りにさせてもらってるしざよさんのレンタルパをいくつか使いながら手に馴染みそうな軸を探すことにした。
その中で一番手に馴染んだのが前期をくろもちぃさんが使って結果を出していた弱点保険カイリューを軸にしたレンタル ↓
採用率圏外のとある技を採用したカイリューが一人勝ちしていたらしい【ポケモンSV】【レンタル】【DLC 碧の仮面】 - YouTube
参考元の構築記事↓
この2つを参考にして作った試作パーティがこんな感じ(配信で使ってたやつ)
若干元記事の内容と被るが
・初手にテンポを取っていく弱点保険カイリュー
・対面駒の2枚目に相手の2体目に出てくる龍舞やスケイルショット系統のカイリューを止めつつ汎用的に動けるHBエナジーハバタクカミ。
・対面駒3枚目に対面駒として定番で何となく強そうなタスキウーラオス(水)。
・対面駒4枚目に剣盾時代にラス①対面最強と謳われたイバンミミッキュ。
・4体目に対面性能と崩し性能を併せ持った耐久振り剣舞炎オーガポン
・ラストの枠にキョジオーンを入れることで相手に崩し要素の多い選出をさせることでこちらの対面選出を通しやすくなるのではないか&上から2体並べることで前期結果を残したキョジオーガポンの偽装ができるのではないかとほぼ見せポケとして一番上に配置した。
これで潜りながらきつい並び・動き 問題点をメモしていって気になる頻度が多かった順に対策していくことにした。
①イバンミミッキュがそこまでラス1対面最強じゃない。
パオジアンやウーラオスはもちろん赫月ガチグマや非テラス炎オーガポンにも勝てない。 あと地味に呪いが入らないサーフゴーも無理。その他にもノマテラカイリューや宿り木や状態異常系統も無理。やっぱザシアンがいたからこそ光ってたんや・・・。
②カイリュー側から打点がなくかつ高耐久のポケモンの初手出しがきつい。(主に赫月ガチグマ・ディンルー・カバルドン)
③それに付随してステロ展開・毒びし展開がきつい。
オーガポンはステロも痛いけど剣舞や身代わりを使う関係上毒びしが一番きつい。
ウーラオスはステロを踏んで相手のラストがハバタクカミだった瞬間ゲームエンド。
④シンプル水ポンがあまりにも無理過ぎる。
上記の問題点を対戦を重ねながら少しづつ改善して最終的に使っていたパーティとなった
・ミミッキュはラス1最強ではなかったけど、壁・トリル・天候等のターン稼ぎや
イダイトウストッパーとして光る部分はあったので役割を絞って型だけを変更した。
・水ポンがきつすぎるのと、少し削れた岩ポンのウッドホーンで頑丈復活させられて負ける試合がありウーラオスを連撃→一撃に変更。
・ステロ・毒びし展開への対策として元記事通りにキラフロルを採用。
・キラフロルを採用した影響か初手のガチグマ率が目に見えて爆増したので逆にそこに大きな負荷をかけれるけたぐりをカイリューに採用。
地震を抜いたことでサーフゴーに対して完全に無力になったが、カイリューとミミッキュ以外がサーフゴーに打点を持っているので大丈夫だろうと判断してこの形でひとまず構築の完成とした。
・個別紹介
性格:ゆうかん 特性:マルチスケイル
実数値(努力値)H197(244) A198(204) B123(60) C120 D120 S90
A 11n
構築の主軸。配分は原案のものを丸パクり。
選出を考えるときまずコイツを出せるかを考える。チオンドヒドみたいなあからさまなきついやつ以外には大体出していた気がする。
このポケモンのいいところは飛行テラバカイリュー等と違いテラスを切らずとも戦っていけるところだと感じた。逆にHPが削れた状態でテラスを切れば延命できるときテラスを使うかどうかのラインをある程度把握しておく必要があるポケモンでもあるとも思う。
例えばこっちの裏がハバカミ・オーガポンで相手の裏に炎オーガポンがいる可能性がある場合、弱点保険が発動していなければHPが十分に残っていても裏のオーガポンにテラスを残す選択をした方がよかったりする。相手のパーティにパオジアンと炎ポンが同時に存在する場合は、カイリューが初手にパオジアンと対面したらテラスを強要されるのでその場合はこちらは炎ポンは選出せずカイリュー・ハバカミ・ウーラオスと出すなどの工夫が必要。
元記事にもある通り対キョジオーン性能が凄まじく、けたぐり採用でガチグマも返り討ちにできる。ただし地震を切った影響で毒テラスに対応できなくなったのは弱い点かもしれない。さすがに来シーズンは警戒されてもおかしくないと思う。
性格:わんぱく 特性:かたやぶり(おもかげやどし)
実数値(努力値)H185(236) A146(44) B143(204) x D117(4) S133(20)
HB A121キョジオーン(4振り)のしおづけを身代わりが最高乱数切って耐え
陽気パオジアンのつららおとし乱数2発(0.39%)ほぼ耐え
S 準速カイリュー抜き
万能枠&アイドル枠。可愛い。こちらも調整は丸パクり。
元記事だと特定の並びに対して投げるような印象だったが、実際どれにでも投げれるんじゃないかってくらい使いやすく選出率がかなり高かった。技構成的にカイリューがきついがハバタクカミがカイリューに対してテラスを強要する役割を担ってくれていたのも大きかったと思う。
正直、石火が欲しい場面はいくらでもあったがそれでもみがわりという技が強くて外すことはできなかった。
単に変化技やしおづけをかわせるだけではなくハバタクカミの甘えるでAを下げた状態の物理アタッカーの前で押すことでみがわりを残したまま裏と対面できたり、ワンパン圏内じゃないガチグマとの対面の際 身代わり(ブラッドムーンを受ける)→ウッドホーン(回復)→ハイパーボイスを受ける(耐える)→殴る(倒す) といった具合に倒すことができる。他にはサーフゴー等のテラスを確認するための様子見身代わりなんかもできて強かった。
大体のウーラオスより遅いので相手の裏に水ラオスがいる可能性がある場合テラスを切るかどうか慎重に決めなければならない点は注意。
性格:ずぶとい 特性:こだいかっせい
実数値(努力値)H161(244) x B115(236) C156(4) D156(4) S158
対面駒兼カイリューストッパー。こちらも調整は丸パクりでHBベースでパングロラオスの水流連打や持ち物なしハッサムのバレットくらいなら耐えれる。Sは最速ランドロス抜き。テラスだけ変更してて最初は炎ポン意識の炎テラスで使っていたが生きる機会が全くなかった&ガチグマに対する火力が絶妙に足りないと感じたのでフェアリーテラスに変更。
カイリューストッパーとしてよく投げていて、元のSが遅いためSを二段階上昇されると大体のカイリューに上を取られるのでこっちのカイリューが弱点保険を発動でもしてなければ即後投げした。
この動きを延々とやっていたため段々相手の動きが手に取るようにわかるようになってきて 竜舞される(ハバカミ後投げ)→とりあえず殴ってくる(上から甘えるA-1状態)→もう一度竜舞(挑発でとめる) といった流れがテンプレ化してた。
しかし、最終日前日にしざよさんが電気テラスクリアチャームカイリュー(S9でたなけーさんが使ってたやつ)の動画とレンタルを出して内心ヒヤッとした・・・。
性格:ようき 特性:ふかしのこぶし
実数値(努力値)H175 A182(252) B120 x D81(4) S163(252)
対面駒兼たまに崩し枠。
水ポンが本当にきつくて、少しでもマシになろうと連撃から一撃に変更した。
パーティ全体で炎タイプに対する打点が少ないため技範囲的には水ラオスの方が良かったけどそれ以上に水ポンと他のオーガポンのウッドホーンが痛い。(岩ポン入りに炎ポンを投げないことが多くその分ウーラオスが岩ポンと戦う頻度が多かったため)
この構築を使ってからグライオン入りのパーティからは必ずグライオンがでてきて無限にボコされたため返り討ちにできる剣舞悪テラス型。
Bが高い上にグライオンの上から動けて不可視の拳でまもるを貫通するこのポケモンの対グライオン性能は唯一無二だと思う。剣舞を積めばフェアリーなどの半減テラスでも毒が回る前にゴリ押せちゃったりする。
ただそれでも全体的にフェアリーテラスに対して圧倒的に弱くて汎用的な崩し枠になることはできなかった。フェアリーへの打点のアイヘやら毒突きも欲しいけど剣舞悪テラス型だとインファを抜くしかなく、さすがにそこまでの思いきりの良さは出せなかった。実際どうなんだろ?
性格:ようき 特性:ばけのかわ
実数値(努力値)H131(4) A142(252) B100 x D125 S162(252)
対面駒兼ターン稼ぎ枠。
アロキュウや赫月ガチグマの登場で多くなっていた壁展開やトリルパなどの対策と普通のストッパー性能を半々くらいにした型。守る→皮→守るで最低3ターンは稼げる。一瞬じゃれつくを抜いて身代わりを入れて更にターン稼ぎに特化した型を使ってたが結局ガチグマのハイパーボイスが身代わりを貫通してくるからすぐにやめた・・・
持ち物は特性ガードやらいろいろ迷走したが、ゴツメイダイトウとかいうめちゃくちゃ硬いイダイトウに返り討ちにされたのでそういったリスクを減らすために最終的に定番の珠に帰ってきた。
準速でも最速イダイトウを抜くことはできるが、Sを落としたウーラオスとかも抜けたら嬉しいなと思い最速。
性格:ひかえめ 特性:どくげしょう
実数値(努力値)H189(244) A67 B111(4) C200(252) D102(4) S107(4)
ステロ&毒菱回収役。原案の構築にいたにも関わらず最終日の夜中にやっと採用されたポケモン。実際自分が相手してても結構嫌なポケモンではある。ステロをキラースピンで回収できるだけではなくステロを撒いてくる地面タイプにテラス前提ではあるけどこの子自体が結構強い。
しかしながら僕自身がこのポケモンの扱いが下手過ぎて選出した試合はひたすら負けた。練度が足りな過ぎたし練習する時間もなかった。
ただ、このポケモンがいることである程度相手の選出が読みやすくなり、構築経緯でも述べたように初手のガチグマ率が急激に上がったりで結果的にそれをカモる動きをとれたのは良かった。
ただ結局このポケモンを使うこと自体は下手なままなのでまた練習したさはあるというか心残りではある。
・主な選出パターン
☆選出の仕方は一部を除けば + @2 となる。
その中から多かったものを抜粋
・VSスタンパみたいなやつ
+ + (or )
大体の構築にカイリューがいるからハバカミは高確率で出す。
@1はオーガポンを出すことが多いが、岩ポンみたいな明らかに炎ポンがきつそうなやつがいる場合はラオスを投げる。
後はパオジアンと炎ポンが両方いるパーティは初手でカイリューがテラスを強制される可能性があって、その場合相手の後発テラスオーガポンに3タテされないようにカミ・ラオスと選出する。
VS毒びし展開
+ @1
相手のパーティにもフロルがいる場合毒菱を回収するためにお互い後ろに置く展開になると思う。初手から出てきた場合は普通にアイヘでしばいてその後フロルで回収って流れでいい。 ただオオニューラの場合は毒菱撒くだけじゃなくて普通に殴っても強いから初手から出てくる。その場合はフロルバック(地震切った影響で普通に対面きつい)
VSイダイトウ入りや壁・トリル展開
+ @1
アロキュウ入りの壁にはキラフロルを選出できればアロキュウにフロル後投げしてキラースピン連打でめちゃくちゃターン稼げます。ただ炎ポンがいる場合は型破りでミミッキュの皮貫通されるのでポンにフロル投げたほうがよさそう。
☆変則例
VSチオンドヒドとか
+ + とかこんな感じ
キラースピンか毒びしでチオンジェンにドクが入れば結構いけると思う。
同じような感じでブラッキー入りとかもそれができそう。
VSグライオン入り
+ @2
刺さっているのか高確率で初手から出てくるので、初手で剣舞して崩していく。
・きついポケモン
サケブシッポ
当たった試合は多分全部負けた。電気玉投げつけるとかメンタルハーブとかで確実に仕事される。
水ポン+ヒードラン
ドランが特性ガード持って炎ポンが殴れなかったり、ラオスの剣舞で崩そうとしてもドランがフェアリーテラスだったりで結局きつい。
・最後に
最終日昼間からずっとレート1900前後をうろうろしてて一時連敗して6000位とかまで落ちた時は心折れかけて泣きながらポケモンやってて体力的にも精神的にも堪えました。
今期は長期休暇かな?ってくらいレートがインフレしたシーズンだったわけですが
まあ普通だったら「インフレしてるな~w」ってなって終わりなんですが僕くらいの中途半端な実力の人間の場合はこう思うんですよ「インフレしてるッッ!!!このチャンスを逃すわけにはいかない!」と。
そういうのもあって逆に必死になるという。
もしかしたら僕と同じようなことを考えていた方もいるかもですね。
あと毎度のことながら宣伝しておきます。
週1~2でランクマ配信やっているので是非来てください~!
さてそれでは次シーズンのS12も頑張っていきしょうー!