結城れいれいは勇者である

ポケモンランクバトル使用構築

【SVシングルS6 最終238位 レート2007】漆黒を纏う豹剣サイクル

 

毎度どうも、れいれいにございます。

四災解禁後2シーズン目であるS6お疲れさまでした。

今回はシーズン6で僕が使用した構築を紹介していきます。

 

 

・使用構築&レンタルコード



・コンセプト

対面操作技を駆使してパオジアンの有利対面を作り、鉢巻パオジアンの火力を押し付け相手のサイクルを崩壊させる

 

・構築経緯

前期は最終的に対面構築を使っていたが今期は本来自分が好きな攻撃的サイクル構築を使いたいという思いがあり

序盤はいつも通り構築記事のレンタルパだったり、いつも名前出させてもらってるが動画投稿者のしざよさんが紹介するレンタルを使いながら自分の手に馴染みそうな構築を模索していた。

 

その中で一番自分が使いたい構築コンセプトに近かったのがしざよさんが紹介していた鉢巻パオジアン入りのパーティ

www.youtube.com

 

本当にいつもお世話になってい過ぎてまじで頭が上がらない。

そこから数日使っていたのが動画で使われていたパーティを99%コピーしたこのようなパーティ

パオジアンを受けに来がちなヘイラッシャやアーマーガアあたりを想定外の火力から崩していける鉢巻パオジアン

とんぼがえりでパオジアンの有利対面を楽に作れるハッサム

エナジーハバタクカミ同士の殴り合いに強い最速エナジーハバタクカミ

きつい相手を無理矢理落とすスカーフいのちがけコノヨザル

パオジアンの不利対面への引き先の1つとしたADヘイラッシャ

ビルドみがわりなどの積み展開やディンルーの動きを制限させるアンコールカイリュー

と言ったところだろうか(自分が作った構築ではないからうまいこと説明できない)

 

とにかく有利対面を作った瞬間無条件で一体持っていける鉢巻パオジアンの性能は最高に自分好みだった。

課題としてはいかにしてその有利対面を作りながら試合を進めていくかということだ。

 

この構築を数日使って感じたことが主に2つ

1つ目は相手のパーティにイーユイがいた場合ヘイラッシャorカイリューの選出を強要されるがこの2体をどうしてもうまく使うことができずにいてそこから崩されることが多かった。特にヘイラッシャが不利対面を取った場合引き先がいなくサイクルが回らない。

(このヘイラッシャがそもそも対面駒のような型なのでサイクル向きではなかったかもしれない)

 

・2つ目は耐久無振りのハバタクカミの不利対面とパオジアンの不利対面が結構被っている(最速タスキパオや珠ミミッキュ

ハバタクカミにはパオジアンで倒すのが難しいポケモンを相手してほしいけど相手のパーティにミミッキュがいるだけで出したくなくなるのはなんかもったいないなと思った。

 

そしてこの2つの事を踏まえた上で改良したパーティがこんな感じ

パオジアンが出し負けるスカーフイーユイやテツノツツミに対する安定した引き先になれてボルトチェンジで対面操作もできる穏やかHCDチョッキロトム

ミミッキュやパオがいても選出をためらうことがなく、それでいて対受けループ性能も落としていないHBにかなり厚く振った瞑想みがわりハバタクカミ

 

ハッサム+ウォットムは元々相性補完の取れた並びであり、そこに鉢巻パオジアンの有利対面を作るという構築コンセプトがぴったりとハマった感じがした。

ロトムは広く浅くいろんなポケモンを相手できるため相手の選出が多少噛み合わなかった場合もこちらの選出で足りていない役割をロトムに割り振ることができるのも偉いポイント。

 

最終盤までこのパーティを使っていたがこの中でカイリューの選出率が際立って低く

この枠を何かきついポケモンへの対抗策になるポケモンを入れたいと思っていた。

 

このパーティを使っていて絶望的にきついと感じたポケモンテツノカイナ

悪タイプをエースにしてるからなのもあるが大体がカイナに打点がない上にドレインパンチの養分になる。

次点でキノガッサパオジアン鋼or毒テラストドロクツキ

 

なので新たに加入させるポケモンに求める絶対条件はドレインパンチを半減以下で抑えられること」。まずはこれを満たしていないと話にならない。

それでいて上記のきついポケモンたちになるべく打点を持ててかつテラスタルに依存しないポケモン

 

こんなポケモンを探して加入させたのが最終的に使っていたパーティ。

そんな条件を満たしていそうなポケモンテツノブジンだと思った。

さすがにパオジアンにかける圧力としては不十分かもしれないが、少なくてもテツノカイナ入りのパーティに対しては十分な圧力をかけていた(はず。。。。)

 

型とかはまだ改善の余地があるだろうがひとまず今期はこの内容で構築の完成とした。

 

 

・個別紹介

性格:いじっぱり 特性:わざいのつるぎ

実数値(努力値)H155 A188(244) B110(76) x D85 S179(188)

A マルスケ解除後のH振りカイリューにテラス嚙み砕くが確定1発

  HB特化サーフゴーに噛み砕くが確定1発

  無振りハバタクカミ(フェアリーテラス)にテラス不意打ちが確定1発

  H振りセグレイブにテラス噛み砕くが乱数1発(50%)

  HB特化ヘイラッシャにテラス噛み砕くが乱数2発(92.57%)

  HB特化クレベースにテラス噛み砕くが乱数2発(17.18%)テラス込みで受け切られる

HB ハチマキカイリューのノーマルテラス鉢巻しんそく確定耐え

S 最速ドクガ抜き

 

破壊神。型はしざよさんが動画で紹介していたまんまの型。

災いの剣+鉢巻で等倍であれば一致技だけで大体火力は足りているのでこのような技構成。極端に耐久力が高いポケモンでなければ等倍悪テラス噛み砕くで基本的にワンパンできるため上から動けて悪タイプが等倍以上のポケモンは全て有利対面と言えるイカれ性能。このポケモンで狩り取ったヘイラッシャが何匹いただろうか。

カイリューのような氷弱点の相手との対面で相手はテラスを切るかサーフゴーやテツノツツミのような氷半減以下のポケモンに引いてくるのが目に見えてるので普通に悪テラス噛み砕くを押していた。

テツノカイナのようなあからさまにきついポケモンはともかく、3回に2回は当たるパオジアンミラーに弱いというのが最大のネックだった。

 

 

性格:いじっぱり 特性:テクニシャン

実数値(努力値)H175(236) A188(164) B134(108) x D100 S85

A 無振りパオジアンにバレット+ゴツメダメで14/16で落ち

  とんぼがえりが乱数1発(75%)

  HB特化チオンジェンにとんぼがえりが乱数1発(75%)

  B252振りテツノドクガに水テラバーストが乱数1発(93.75%)

  無振りテツノツツミにインファイトが乱数1発(81.25%)

B 意地ハチ悪テラスパオジアンの不意打ち乱数1発(12.5%)

  無補正テツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

 

このハッサムも当然のようにしざよさんが紹介した型を丸パクりしたもの。

(本当にいつもいつもありがとうございます)

www.youtube.com

 

この型のハッサムの詳しい調整案が書かれている記事↓

suu-poke.hatenablog.com

数値的になんでもかんでも受けまくれるポケモンではなく元々HBゴツメには少し苦手意識があったためHBで使うならオボン剣舞などだったが、この火力を伸ばしてゴツメダメと込みで撃ち合いに勝つハッサムは結構使用感がよかったように思う。

好きなポケモンではあるけど自分の中にある型のレパートリーは非常に少ないのでこれを機に他の構築記事などでいろんなハッサムの型を見てみようと思った。

どろぼうを採用していないためサーフゴーに本当に何もできないがパオとロトムがサーフゴーに強く出れるためそこまで気にならなかった。

テラバーストは最後まで処理しきれなかったドクガやカバルドン辺りに撃つ機会がありそれなりに役立った。

 

 

性格:おだやか 特性:ふゆう

実数値(努力値)H157(252) x B128(4) C139(108) D159(140) S107(4)

HD 持ち物無しイーユイの悪の波動2耐え

   持ち物無しテツノツツミのフリーズドライ2耐え

C 余り

S 麻痺した最速ドラパ抜き

 

最初に使っていたパーティのヘイラッシャorカイリューの代わりに加入させたポケモンでイーユイ・ドクガ・ツツミ辺りに投げれてパーティ内の地面の一貫を切れるポケモン(最終的にカイリューも抜くつもりでいたため浮いてるポケモンがよかった)であり対面操作技も覚える神ポケモン

言葉にするとものすごいポケモンだが実際は数値が足りず過労死しやすがそんなところもまたお茶目で可愛いポケモンでもある。

ほうでん麻痺の上振れ要素とドロポン外しの下振れ要素を両方持っているためこいつの機嫌次第で有利不利がひっくり返る試合が多々ある。

構築経緯でも述べた通り、本来の役割対象のほかにヘイラッシャやアーマーガアやカバルドンにも打点があるためパオジアンで仕留めきれなかったこれらのポケモンに止めを刺せるのは偉いポイント。

調整を参考にさせて頂いた構築記事↓

lazy2525.hatenablog.com

 

 

性格:おくびょう 特性:こだいかっせい

実数値(努力値)H161(244) A67 B91(124) C164(68) D156(4) S180(68)

HB 身代わりがしおずけ耐え

  身代わりがイカサマ耐え

S 最速ドクガ抜き抜き

 

パオジアンが通せそうにない構築に対してパオジアンの代わりに投げるポケモン

主にテツノカイナやブラッキーニンフィア辺りのポケモンや受けループに対して選出していた。

瞑想サイコショックウルガモスとの積み合いでもガン有利とまで言うつもりはないが「それなりにやれる」。本当はキョジオーンも起点にするつもりでいたが、ヘビーボンバーを搭載した個体がそれなりにいてこのポケモンでキョジオーンをみるのはやめた。

シャドーボールを入れてない関係でサーフゴーやアーマーガアに勝つことは難しいのでそいつらがいたらロトムとセットで選出しないと詰む可能性が高い。

Cに努力値をあまり振れていないため即効性のあるポケモンではなくそれで負ける試合もあったが鉢巻パオだけでは受けループを倒すことはできないためこういった受けポケモンを起点にするポケモンは必要枠だったように感じる。

 

 

性格:ようき 特性:まけんき

実数値(努力値)H217 A136(4) B100 x D110 S156(252)

 

特攻隊長(生き神様でした)。

構築でどうしても無理なポケモンに特攻するのが主な仕事で+蝶舞ウルガモスへの対策の1つ。

とは言ったものの、相手の選出や行動次第で不発に終わる可能性も余裕である上に相手のパーティにハバタクカミがいた場合は初手のエナジー持ちも考慮する必要があり選出するのが難しかった。

この構築の使い始めは脳死で選出していのちがけをしていたがこのパーティを使い込めば使い込むほどそれができなくなった(思い知らさせた)。

ただ選出した3匹が揃っていることで真価を発揮する受けループのようなパーティに対して強制的にサイクルを制限させる動きが有効だった上に時短もできてTODにもなりにずらいところはかなりの偉いポイントだったなと思う

実際ハバタクカミで瞑想を積みまくってラッキーやハピナスを含めて処理していくのは相応の時間がかかるためその辺りと噛み合っていたのは間違いない。

 

 

性格:むじゃき 特性:クォークチャージ

実数値(努力値)H149 A182(252) B111(4) C140 D72 S184(252)

 

最終日前日に入れた補完枠。

採用してから実際に選出したのが1度だけだったためほとんど見せポケになっていた。

もういっそ目立つように一番上においてもよかったかもしれない。

パーティ内できついポケモンであるテツノカイナへの対策のつもりで入れたがハバタクカミ・コノヨザル・テツノブジンと並べていたせいかカイナ入りのパーティから本当に一度もカイナを出されることがなくなり、それに気づいてからはカイナ入りに対して普通にパオハッサムロトムを選出していたので多分相手は「その選出カイナで崩壊してるんだが??」ってキレてたと思う。

ちなみに一度だけ選出した試合はコノヨ・カミ・ブジンって選出で、初手のコノヨでいのちがけしてその後ハバタクカミで瞑想積んで全て破壊して勝ったのでテツノブジンがバトルフィールドに姿を現すことはなかった。

 

なので型も最初に採用した当たり障りない普通のものとなっている。

 

 

 

・主な選出パターン

変則的な選出をすることが少なからずあるが多かったものを抜粋

 

・基本的な選出

  

この3匹で大体の構築は戦えるのでこの7~8割くらいはこの選出をしていた。

順番はなるべく初手で出し負けしない選出が望ましいがどうしても出し負けが存在する場合は自分の引き先に一番負荷のかからない選出をするのがいいかと思う。

 

・基本選出で無理そうな相手、もしくはハバタクカミの方が通ってそうな場合

  )から2体 + 

主にパオジアンで崩すのが無理そうなサイクルに対する選出。

アーマーガアとサーフゴーのどちらかがいて、その上でこの選出をする場合はロトムは必須になる。

 

・対受けループ

  

まずはコノヨのいのちがけで2on2の状態を作ってからゲームスタート

対受けループの85%くらいはハバタクカミ1匹で相手を詰ませていたがなるべく火力の高いポケモンを選出するのが望ましいと思うのでパオジアンも選出する。

ただしラウドボーンがいる場合は一気に捕食される側になる。

もしラウドボーンがいる場合はどれか1匹抜いてロトムを入れないと試合にすらならないと思う。

 

 

・きついポケモン

パオジアン

こっちのパオジアンが相手のパオジアンに打点がない上に大体素早さで負けているから実際かなりきつい。聖剣くらいなら一回耐えることはできるがフェアリーテラスをしてくることも多々あるため対面したら突っ張れたもんじゃない。かと言ってハッサムの後投げが間に合うかというと火力アップアイテムとか持たれてると無理。電気テラバの場合はバレット半減にされるのもまたきつい。

 

キノガッサ

ほのおテラスだとバレットも礫も半減にされて尚きつい。

処理ルートとしては、初手出しの場合はパオジアンがテラスを切るとマッハパンチをギリギリ耐えることができるので噛み砕く。(ほのおテラスもケアして)

テラスを切られなかったりタスキだったりで耐えられた場合はハッサムに下げてゴツメを入れて処理。

もしくは決まれば一番簡単だけどコノヨザルのいのちがけ。

ハバタクカミもテラス切られなければムンフォで行けるだろうがほのおテラスを考えるときつい。

 

他にもいそうだけどパッと思いつくのはこの2体。

 

・最後に

今期はかなり長い期間同じ軸の構築を使って終盤はかなり手ごたえのある感じがしたが

最終日はきつい構築がどんどん増えて、サブロムがものの1時間くらいでレートが吹っ飛んでしまいかなりナーバスになっていました。

メインロムの2000チャレも巡り合わせの良さもありなんとか突破したもののサブロムの惨状がトラウマになってそれ以上潜れませんでした。

だからこそ更に上で戦ってる人たちの凄さやメンタルの強さに自分との絶対的な差を感じさせられました。

 

とりあえず自分にとって一つ一つ小さい目標から達成していこうと思うので、次はせめて今期のレートを超えることを目標にしたいかなと思います。

 

それと今回の構築を題材にした動画を投稿したので是非覗いてみてください!

www.youtube.com

 

それではみなさんシーズン6お疲れさまでした!!