みなさんこんにちは、れいれいにございます。
レギュG2シーズン目であるS19お疲れさまでした。
今回はS19で僕が使用した構築を紹介していきます。
・使用構築&レンタルコード
・コンセプト
1.攻め思考を色濃く反映させた前のめりなサイクルでダメージレースに勝利する。
2.サイクル構築が苦手とする展開を阻害する挑発電磁波ふきとばしを多めに採用。
3、上記2つを組み合わせて崩せない構築を最小限にする。
・構築経緯
持論ではあるが、最上位禁伝(ミラコラ ザシアン 黒バド)は少なからず環境の刺さり具合の差はあるかもしれないがどれを選択してもそこまでの大差はなく、極端な不正解にはならないと考えている。
伝説環境もようやっと2シーズン目でこのタイミングでの重要度はわずかな環境の刺さり具合以上に「その伝説ポケモンがどれだけ手に馴染んでいるか、どれだけ練度を上げれているか」の方が重要だと考え、S19は使用する伝説ポケモンをザシアンとミライドンに限定して対戦を重ねていくことにした。
シーズン中盤まででそれぞれ100戦ずつくらいこなし、特にザシアン・ゴチルで勝ちまくっていてかなり調子に乗っていたがすぐ壁にぶち当たって 選出択が多くなり勝てなくなり5桁まで落とされてしまった。
ミライドンの方はミライハッサムを中心に使っていたが、僕が一方的に師匠だと思ってるしざよさんが動画やyoutubeのコミュニティでくろもちさんの攻撃的ミライサイクルを絶賛していたので使ってみたところかなり手応えがあり手に馴染んだので、20日以降はくろもちパをベースに構築を考察していく方針にした。
(しざよさんのメン限コミュニティではしざよさんのシーズン中のパーティ構築の考察やキツイポケモンへの対策案などが定期的に投稿されるのでオススメです)
まず原案のパーティがこのようになっていて
しばらくこのまま使いながら、終盤に向け自分好みに改良していく作業を開始
①一番初めに感じたことだが、前シーズンに結局カイリューが強いということが認知されてからカイリューの数がとんでもないことになっていたためもう少しカイリューに対して厚くしたいと思った。
相手のパオカイリューの並びに強く出るためにを耐久振りパンチグローブ(れいとうパンチ持ち)に変更した。
②がアクロバットが半減のときインファイトを押すわけだが、撃ったあとの耐久ダウンでウーラオスのアクアジェットやハッサムのバレットパンチで縛られやすくなるため格闘技をけたぐりに変更。伝説ポケモンが軒並み重いため格闘技を押したい相手には大体最大ダメージが出せるが テラパゴスを相手にするのは少し厳しくなった。
③テラパゴスやルナアーラの瞑想や、ミライドンの高速移動&瞑想展開を防ぐ選出の幅を広げるためににも挑発を仕込み、あまり使っていなかったマジフレを抜いた。
絶妙に火力が足りない場面が多々あったのでしんそく無効の耐性は失わず火力を伸ばせるステラテラスに変更。
④コライドン入りにを出す際、初手ミラコラ対面からカバルドンに素引きすると蜻蛉返り→ハバタクカミの着地や、相手に特殊受けがいる場合偶発的にディンルー・カバルドンみたいな対面になりカバが余力を残せなくなるため、ミラコラ対面でテラスをして一度突っ張る選択肢が欲しかった。
そこでフェアリーテラスを考えたが、対パオジアン性能を落としたくなかったため炎テラスに変更した。
そして最終的にこの形に
・個別紹介
S 最速95族抜き(チョッキミライミラー意識)
HD 臆病ミライドンの流星群14/16で耐え(ひかえめが多いのであくまで目安)
HB 特化パオジアンのつららおとしをテラス切った状態で(24.2 ~ 28.5%) ダメージ
調整は原案のままのHCベース。
Sに多めに努力値を割いてる分他のチョッキミライドンより気持ち柔らかいがコライドンの型をある程度絞るにはちょうどいいSだと感じた。
ミラーとホウオウ以外は大体初手に投げていた気がする。
炎テラスは一長一短で構築経緯でも述べたようにコライドン入りに出しやすくパオジアンへの耐性もあり、パオジアンと一緒に選出した際ミライドンで氷テラスを切ると相手に一貫を取られやすくなる問題も解消してた。
その反面、地面抜群は変わらないので地面の一貫を切っていないこのパーティではリスクも大きかった。あとミラーで押す技が難しかったり単純にミラーにめちゃめちゃ弱くなってしまった。
初手にパオジアンと対面した際、躊躇なく電気テラバーストを押してくる人が結構いたのでウーラオスに素引きはせずつららで怯むリスクは承知の上でテラスボルチェンを押すことを徹底してた。
地味にフェアリーへの耐性もついてカミにも強くなったが初手にマジフレ押されて「どっちにしても半減やん」と損した気分になることが幾度となくあって悲しかった。
HB 特化ザシアンA+1巨獣斬を15/16で耐え
HD 臆病メガネハバタクカミのムーンフォース15/16で耐え
S S210までのスカーフ黒バドレックス抜き
A できるだけ高く
展開阻止&積みエースのオオニューラ。
構築経緯でも述べたように、インファイト後の耐久ダウンでアクアジェットやバレットパンチ等の先制技で縛られるのを嫌ってけたぐりを採用
格闘技を押したい相手が主に、ミライドン、ザシアン、キョジオーンなどの重量級なので威力120で撃てることが多かった。
ドヒドディンルー等のミライパオで突破することが困難な構築にはもちろんこいつを投げていたし、かるわざ発動して剣舞を積んだ状態であればこのパーティで最も突破力があるのでその状態を作れそうだと判断したらパオやウーラよりこいつを優先して選出した。
ドヒドディンルーやドオーの他に終盤増えていたアーマーガアも挑発剣舞でハメいける。
怖いのは一度こいつで剣舞積んで全抜きする感覚を覚えると中毒になってどんな構築にも出そうとしてしまうことで、実際はパオのつららおとし→カイリューのノマテラしんそく等を耐えるだけの耐久はないのでvs対面的な構築への数的不利をまくるのは難しい。
ミライドンに後投げされるチョッキゴリランダーに対してタイプ上強いがフィールドを上書きされるためサイクル下で着地させることは難しく思うように動けずもどかしい思いを何度もした。
終盤はヘイラッシャの外にラウドボーンも増えていて出せる構築が少なくなり、レッドカードキラフロルが以前より多くなっていたのもあって向かい風気味だったと思う。
臆病CS
初手出しポケモンに迷うときや対面に寄せた選出をしたいときに投げる汎用枠。
ムンフォ連打・ムンフォ挑発・電磁たたりめなど裏に繋ぐための選択肢を多く取れるのが強かった。
初手出しの場合はいいがラス1のストッパーとして選出した時に絶妙に火力が足りないことが多かったためしんそく無効の耐性を変えずに火力を伸ばせるステラテラスを採用。 テラスは原案の地面→黒バド意識のノーマル→ステラという順で変更したが、ミライドンミラーが一番きついため諸説。
vsミライドン入りに対してはじゃんけんをしたくなかったため高確率で初手に投げていた。相手に耐性変化のテラスを切らせればそれもいいが、チョッキ電気テラスパラボラチャージだと最悪ほぼ無償突破されることもあるのが辛い。(ミライドンミラーでの最強は電気テラスだと思う)
元々はコライドン入りにも初手投げしていたが、ラムや電気テラスコライドンが増えていて押す技が悩ましくどれにも裏目が存在して安定しなくなったためその役割をミライドンに引き継ぐ運びとなった。
HB特化
物理受け兼ステロ撒きのサイクル補助要員。
物理受けとは言っても、ザシアンに後投げは安定せず主にコライドン入りとテツノワダチやテツノカイナ入りに対して投げていた。
砂の定数ダメージとじならしのS操作が強く、ゴツメに触ってくれない場合も最低限の削りを入れることがでる。挑発や剣舞で回復を封じられてもその1ターンで相手のSを下げれるので、剣舞を積んだコライドンに裏のポケモンを処理することを諦めるか、スケイルショットやニトロチャージでのSアップをするかの選択を迫ることができる。
スケイルショットの場合はSの代償としてBダウンがあり撃てば撃つほど裏のパオジアンの先制技の縛り範囲が広くなり、ニトロチャージの場合は威力が低いのでカバルドンを突破する前にゴツメと砂とじならしで倒れていく。
もう一つの使い方としてオオニューラ補助の初手の展開始動も想定していたがその動きは思ったよりうまくいかなかった。おそらくあくびがないことと最終的にエレキフィールド下でオオニューラを着地させる必要があるので投げる順番が固定され、立ち回りが窮屈になることが原因だと思われる。
地味にエレキフィールドと砂とステロを組み合わせることでパオジアンを受けに来たヘイラッシャの回復ソースを封じ、2サイクル目以降受からないようにする動きが強かった。
A 水流連打でB4振りパオジアンを84%で1発
HB 特化パオジアンの弱点テラバを14/16で耐え
HD テラスを切って特化黒バドレックスC±0の攻撃を耐えれる(メガネ等倍と格闘テラバは無理)
S グローブミラーや耐久ぶりルナアーラを意識したS振り
調整はしざよさんのコミュニティで考察されていたグローブラオスのものをそのまま採用した。
主要な役割はパオジアン・カイリューの並びを崩すことでそのための耐久ぶりグローブ。
その役割を一番強くこなせ、アクアジェットのリーチも伸ばせる水テラスで使っていたが、黒バド&ゴリラサイクルがきつかったため初手に黒バド・ゴリランダーどちらが来てもテラスで最低限対応できるノーマルテラスに戻したが、ノーマルテラスを切ることで黒バドと同居しているウーラオスの一貫を作ってしまうので諸説。(原案では黒バドミラーを解決する手段として考察されていたため黒バドが格闘の一貫を切っている)
ミライドンが苦手とするディンルーに対してパオジアンがうまくその役割を果たせなかった場合のセカンドプランになっていたのと、パオウーラの役割集中で物理受けを疲弊させる動きが強く、ミライパオウーラで選出できる試合が一番勝率が高かった。
A H振りホウオウをテラスつららおとしで確定一発
HB 無振りホウオウのせいなるほのおを15/16で耐え
S 最速ランドロス抜き
調整は原案のままABパオジアン。
地面タイプに対して後投げする際の削りを抑えられたりカイリューの神速での縛り範囲を狭めることができるためとても使いやすかった。
電気との攻めの補完が優れていることの他に、無効タイプが存在しない技範囲での崩し性能とテラス氷の礫によるスイープ性能を両方持っていて今まで使った鉢巻のポケモンの中でもパオジアンが一番使いやすいと思っている。
ただ連打する技が氷柱落としになると、どこかで外すリスクがありそれで勝てそうな試合を落とすこともそれなりにあり悲しかった。(使われているときは怯みが怖すぎて、使っているときは外しが怖すぎる)
・主な選出パターン
伝説ポケモンや取り巻きによって大きく変わるためパターンは無数にあるが多かったものを抜粋
・一番パワーのある選出
+
+
ミライドンが苦手なパオジアンと地面タイプに対して強く出れる選出。
パオジアンに対しては炎ミライドン+ウーラオスの2体掛かりで地面タイプに対してはパオウーラの2体掛かりで役割集中を仕掛ける動きが強い。パオとウーラに氷打点がありB方面も厚く振っているためカイリューでも止まりにくい。
黒バドスタンがこのパターンに当てはまることが多かったたため黒バド入りには大体この選出をしていた。テラパゴスやルナアーラに対してもこの選出かもしくは→
にした選出をしていた
・vsミライドンミラー
+
+ (
or
or
)
初手にミライドンじゃんけんをしたくないため初手は様子見のハバタクカミで裏にミライドン。ラストはオオニューラを出せればオオニューラを優先して、出せなければウーラオスかパオジアンのどちらかを投げていた。
ウーラオスを投げれば取り巻きのパオジアンやハッサム辺りに強く動けるがミライドン自体が重くなる。パオジアンの場合はその逆でミライドンに打点を持てるが取り巻きがきつくなりがち。
・vsコライドン
+
+
初手はコライドンの型をある程度判別しつつ突っ張る選択肢を取りたいためミライドンから。普通に殴られるとテラスを切ってもかなり痛いが鉢巻げきりんやインファイトでもなければ倒れはしない。その場合はカバルドンに交代して天候を上書きしつつコライドンを削っていく。
とんぼがえりの入ってくるor交代してくるパターンは大体ディンルーなどの特殊受けがくるので、その場合はパオジアンへ交代。
初手にコライドンではなくハバタクカミがくる場合もあるが裏にあからさまな特殊受けがいない場合はテラスを切ってボルチェン→パオジアンの礫で縛る動き。特殊受けがいる場合はボルチェンをカットされる可能性が高いため炎テラバースト。
最終的にパオジアンの先制技でスイープする展開を目指して勝つ。
vsドヒドディンルー
+
+
最終盤はそこまで見なかったがミライパオで崩せない並び代表。
ミライドンでディンルーを誘い、パオジアンでドヒドを誘ってオオニューラで積んでいく動きを目指す。
vsホウオウ
+
+ (
or
or
)
ホウオウ入りはチョッキかHBかで大きく差がでる。
パーティにドオーのようなあからさまなミライドン受けがいなければホウオウが特殊受けなのでチョッキ。逆にドオーのような特殊受けがいる場合はブーツHBの可能性が高い。
どちらにせよミライドンに耐性を付ける&ステロが痛いので初手にきてテラスを切ってくる。明らかにHBだとわかるならミライドンから入るのは有りだがわからない場合はパオジアンから入るのが無難。
ラストの枠はウーラオスがパオの役割を引き継ぐ枠にはなるがママンボウが入ってるホウオウ軸も結構いてそういう場合はオオニューラかカバルドンを投げて
チョッキホウオウ+ヘイラッシャのような並びはエレキフィールドと砂とステロでヘイラッシャを削るためにカバルドンを投げることが多かった。
・きついポケモン
・電テラ パラボラチャージミライドン
ミラーで一番きついのがこれ。パオジアンを選出してる場合はまくることも可能だがハバタクカミをほぼノーダメで突破される時点できつく、そもそもその型のミライドンは取り巻きをパオジアンに厚くしているので大体選出できずにいる。
・スカーフランドロス
これは氷テラス→炎テラスにした弊害で、地面の一貫も切っていないので不意に来て不意に荒らされる。相手の伝説枠とこちらの選出次第ではオオニューラで起点にすることも可能だが結局選出の段階でわからないので対策は難しい。
・最後に
前期は2ロムとも最終4桁中盤という結果で終わって泣いていたので今回はなんとか2000に食い込むことができてよかった。
欲を言えばもう少し上を目指したい気持ちはありましたがメインロムが2000チャレにリーチをかけた状態から5連敗くらいして宇宙に飛んだときに「今までは巡り合わせがよかっただけで、これは僕のもう一つの未来なんだ」と悟った瞬間心が折れてしまいました。
それでも一応はそのロムを救おうとはしましたが、悟りを開いた瞬間集中力が切れて今までの疲れをどっと感じてしまいそこで撤退しました。
おまけとして生放送で特に触れないし、話す機会のない話題なんですが
サブロムTNの「シング・ラブ」はブラックロックシューターのゲームでラスボスとして登場するBRSの対となるホワイトロックシューターの地球上での名前で
好きなキャラクターな上になんか語呂がいいとずっと思っていたのが由来です。(このロムの結果を記事に書く時はこの話をしようとずっと思っていた・・・)
彼女はとても歌がうまくその歌声で多くの地球人を魅了しました。
その歌のタイトルが「シングラブ」。当時彼女には名前が存在しなかったため地球人はその曲名をそのまま彼女の呼び名とし「シング・ラブ」となった。
最後に毎度のことですがチャンネルの宣伝。
週1~2ペースでランクマ配信をやっているのでよければ遊びにきてください。
ここまで見て頂きありがとうございます。それではS20も頑張りましょう!えいえいおー!